こんにちは! 動画の作り方講師のウチムラワタル(hamochiku旧姓フクモト)です。
今回は動画編集ソフトAdobe Premiere Elements 15のエキスパートモードを使った、基本的なカット編集と書き出しの方法について解説します。
この記事の目次
Adobe Premiere Elements15の使い方記事一覧
(0)機能の紹介(1)基本的なカット編集と書き出しの方法
(2)BGM音楽の挿入と音量調整 フェードイン・アウトの方法
(3)テキストテロップ(タイトル)の挿入方法
(4)トランジションの挿入方法
・Adobe Premiere Elements2021レビュー
・Adobe Premiere Elements2020レビュー
・Adobe Premiere Elements2019レビュー
・Adobe Premiere Elements2018レビュー
・Adobe Premiere Elements15レビュー
・Adobe Premiere Elements14レビュー
・Adobe Premiere Elements13レビュー
・Adobe Premiere Elements12レビュー
・動画入門ソフトランキング
編集前の準備 Adobe Premiere Elements15の使い方
今回は自由度の高いエキスパートモードの使い方を解説します。まずはモードを設定し、動画ファイルを読み込んでみましょう!エキスパートモードの設定方法 Adobe Premiere Elements15の使い方
まずAdobe Premiere Elements15を開き、『ビデオの編集』をクリック。
画面上部の『エキスパート』をクリック。

エキスパートモードに切り替わりました。

動画ファイルを読み込ませる方法 Adobe Premiere Elements15の使い方
画面左上の『メディアを追加』→『ファイルとフォルダー』をクリック。
動画編集に使いたい動画ファイルを選択します。複数の場合は、Ctrlボタンを押しながら複数のファイルをクリックし、『開く』を選択。

プロジェクトに動画ファイルが読み込まれました!

動画ファイルをタイムラインに読み込ませる方法 Adobe Premiere Elements15の使い方
読み込んだ動画ファイルをマウスでつかんだまま、画面下のタイムラインの『ビデオ1』に挿入しましょう。
タイムラインの表示を拡大・縮小する方法 Adobe Premiere Elements15の使い方
動画ファイルの長さによりますが、今回入れた動画だと秒数が10秒なのでタイムライン上で小さく表示され、とても見にくくなっています。
そこで、拡大・縮小ボタンを使って、タイムラインを見えやすくしてみましょう。
拡大・縮小ボタンは、タイムラインの右上にあります。

拡大・縮小ボタンには3種類あります。
一番左が、『全体が見える様に自動調節する』ボタン。
その右が、『縮小』ボタン。
一番右が、『拡大』ボタンです。

ちなみによく質問受けますが、このボタンは『見た目が拡大・縮小するだけ』で、『動画の長さは一切変わらない』のでご注意ください。あくまで編集しやすくするための補助的な機能です。この機能は、特に長い動画を編集する時に活躍します。
小さく表示されていた動画が大きくなりました!

カット編集の基本的な方法について Adobe Premiere Elements15の使い方
次は読み込んだファイルをタイムライン上でカット・分割編集などをしていきます。動画の長さを短くしたり、長くしたりする方法 Adobe Premiere Elements15の使い方
タイムラインに挿入した動画ファイルをの長さを短くしてみましょう。
動画ファイルの右端をマウスでつかんだまま、左に移動させてください。

移動させた分だけ動画が短くなりました。

動画ファイルを途中で分割する方法 Adobe Premiere Elements15の使い方
『ハサミ』機能を使うと動画を途中で2つに分割することができます。タイムラインの秒数表示されているグレイの部分をクリックすると、赤い縦線が表示されます。分割したい場所に赤線を表示させ、動画ファイル上の『ハサミマーク』をクリックしてください。

動画ファイルが2つに分割されました。

この機能は、特に長い動画ファイルを編集する時によく使う機能です。インタビュー動画などで活躍します。
動画ファイルの位置を入れ替える方法 Adobe Premiere Elements15の使い方
タイムラインに複数の動画ファイルを挿入してください。次に、3番目と2番目の動画ファイルの位置を替えてみましょう。3番目の動画ファイルをマウスでつかんだまま、1番目の後ろに移動させます。

動画ファイルの順番が入れ替わりました。

タイムライン上の動画を再生する方法 Adobe Premiere Elements15の使い方
画面上部中央にある再生ウィンドウを操作して、タイムライン上の動画を再生してみましょう。三角の再生ボタンをクリック。

編集が進んだら、定期的に再生し、問題がないか確認しましょう。
プロジェクトを保存する方法 Adobe Premiere Elements15の使い方
動画編集はパソコンのパワーを使うため、稀にフリーズしたり、ソフトが強制終了してしまう場合があります。プロジェクトが消えないように、こまめに保存するようにしましょう。私はほぼワンアクションごとに上書き保存をするようにしています。
画面上部のメニュー『ファイル』→『別名で保存』。

動画の書き出し方法について Adobe Premiere Elements15の使い方
最後にいよいよタイムラインで編集した動画ファイルを書き出してみましょう!画面右上の『書き出しと共有』をクリック。

『書き出しと共有』画面が開くので、『デバイス』タブをクリック。

今回はパソコンで再生するのが目的なので、『コンピューター』タブをクリック。
解像度:HD1080 1920×1080
形式:MP4 - H264
画質:高 ※高いとキレイだが重く書き出しに時間がかかる
ファイル名:お好みで
保存先:お好みで。とりあえずデスクトップがおすすめ

すべて設定したら『保存』をクリック。
書き出しが完了したら、『保存が完了しました』と表示されます。『フォルダーを開く』をクリックすると保存先のフォルダが開きますので、書き出した動画ファイルを再生してみましょう。

これで、Adobe Premiere Elements15を使った基本的なカット編集と書き出し方は完了です!
次に記事では、BGM音楽の挿入方法について解説します。
また次の記事でお会いしましょう!
Adobe Premiere Elements15の使い方記事一覧
(0)機能の紹介(1)基本的なカット編集と書き出しの方法
(2)BGM音楽の挿入と音量調整 フェードイン・アウトの方法
(3)テキストテロップ(タイトル)の挿入方法
(4)トランジションの挿入方法
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