こんにちは! 動画の作り方講師のウチムラワタル(hamochiku旧姓フクモト)です。
今回は、Windows/Mac用の動画編集ソフトFilmora(フィモーラ)8の基本的なカット編集の方法を解説します。。
※2018年10月最新版
動画編集ソフトFilmora8の使い方記事一覧
(1)動画編集ソフトFilmoraとは?(2)基本的なカット編集
(3)BGM音楽を挿入する方法、音量調整など
(4)テキストテロップを挿入する方法
(5)トランジションの付け方
動画編集ソフトFilmora9とは?
動画編集ソフトFilmora8の使い方
動画編集ソフトFilmoraの使い方
・動画編集ソフトランキング
基本的なカット編集の方法 動画編集ソフトFilmoraの使い方
まず、Filmoraを起動し、『縦横比を設定』で横長動画の場合は『16:9ワイドスクリーン』で、『高度編集モード』をクリックしてください。
Filmoraが起動しました。

動画プロジェクトを保存する方法
Filmoraが起動したら、まず編集データのもとである『プロジェクト』を保存するようにしましょう。画面左上のメニュー『ファイル』→『名前を付けてプロジェクトファイルを保存』をクリック。

好きな場所と名前でプロジェクトファイルを保存しておきましょう。このプロジェクトファイルが残っていれば、一度Filmoraを終了しても、また同じデータを編集することができます。動画編集はとてもパソコンのパワーを使うため、パソコンの環境によってはフリーズしたり、強制終了したりする可能性があります。必ずこまめに保存をするようにしてください。
動画メディアファイルを読み込ませる方法
次に編集したい動画素材をFilmoraに取り込みましょう。『メディア』→『メディアファイルをインポートしてください』をクリックしてください。

ウィンドウが立ち上がるので、編集に使いたい3つほど動画素材を選択し、『開く』。複数選択の場合はキーボードの『Ctlr』を押しながらクリック。

選択した動画ファイルが、Filmoraに読み込まれました。

動画ファイルをタイムラインに挿入する方法
読み込んだ動画ファイルをひとつクリックしたまま、画面下の『タイムライン』に挿入してください。
タイムラインを見やすく拡大・縮小する方法
動画ファイルを1つタイムラインに挿入しましたが、タイムライン上のファイルが短く表示されており見にくいです。
そこで、タイムライン上の表示を拡大・縮小して見やすくしてみましょう。
タイムライン右上の+・-マーク、もしくはその右のバーをクリックしてみてください。動画ファイルの表示が拡大・縮小されます。


また、-マークの左の両側⇔マークをクリックすると、自動で最適な拡大・縮小をしてくれるので便利です。
タイムライン上の動画が長く表示され見やすくなりました。これで、細かいカットなどがしやすくなりました。

動画ファイルの長さを調整する方法
次にタイムラインに挿入した動画ファイルを短く編集してみましょう。動画ファイルのバーの右端をクリックしたまま、左に移動させます。


動画ファイルが移動させた位置まで短くなりました。

左端の頭の部分も同じようにして短くすることができます。

動画ファイルを途中でカット分割する方法
動画ファイルは、真ん中など途中で2つに分割することもできます。動画を分割したい位置の秒数表示辺りをクリックしてください。白い縦線が表示されます。

次にタイムライン上の『ハサミマーク』をクリック。

動画ファイルが2つに分割されました。

タイムライン上のいらない動画ファイルを削除する方法
分割していらなくなった動画ファイルを削除してみましょう。動画ファイル上でクリックして、ツールバーのゴミ箱をクリック。もしくは右クリック削除 or Deleteキー。

いらない動画ファイルがタイムライン上から削除されました。
タイムライン上の動画の並び順を変更する方法
次に、タイムライン上に挿入した動画ファイルの並び順を変更してみましょう。今回は3つ動画ファイルを入れました。一番最後の動画ファイルを、1つ目と2つ目の間に移動させてみましょう。

ファイルを新しく追加する場合は、『追加』→『メディアファイルをインポート』をクリック。ファイルを選択し、新しい動画を追加しましょう。

3つの目の動画ファイルをクリックしたまま、1つ目と2つ目の間に持っていきます。

3つ目の動画ファイルの位置が変わりました。

タイムライン上の動画を再生する方法
タイムラインに並べた動画を一度、再生してチェックしてみましょう。タイムライン上の再生を開始したい位置の秒数表示辺りをクリックして、白い縦線を移動させましょう。

画面右上の再生ウィンドウの、再生ボタンをクリックしてください。動画が再生されます。

気になるところがあれば、再度、編集をしましょう。問題なければ、これでカット編集は終了です! プロジェクトはしっかり保存してください。
タイムラインの動画を書き出しする方法
まだBGMやテキスト挿入は終わっていませんが、ここで試しにタイムラインの動画を書き出してみましょう。タイムライン上のメニューから『作成』をクリック。

『出力』画面が開きます。

ここでは、出力形式や動画のサイズなどを変更できます。また、YouTubeやVimeo、DVDへの出力も左のメニューから行います。
とりあえず今回は、『形式』を『MP4』にし、動画名、保存場所の変更などをしましょう。

このままでもOKなのですが、もしもっと細かく設定したい場合は、『詳細設定』をクリック。

詳細設定では、品質やビデオ、オーディオなどを変更することができます。よく分からない場合はこのままでOKです。

最後に出力画面右下の『作成』をクリック。

変換が始まります。

しばらく待つと変換が終了します。『フォルダを開く』をクリックすると保存先のフォルダが開きます。試しに動画を再生してみましょう。

次の記事ではBGMの入れ方について解説します。
動画編集ソフトFilmora8の使い方記事一覧
(1)動画編集ソフトFilmoraとは?(2)基本的なカット編集
(3)BGM音楽を挿入する方法、音量調整など
(4)テキストテロップを挿入する方法
(5)トランジションの付け方
動画編集ソフトFilmora9とは?
動画編集ソフトFilmora8の使い方
動画編集ソフトFilmoraの使い方
・動画編集ソフトランキング