Windows/Mac対応のおすすめのビデオウェブ会議サービスGoogle Meet(グーグルミート)の基本的な操作方法をご紹介します。
※2020年5月初旬からgoogle Meetは条件付きで無料になりました。詳しくは本文をご覧ください。
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この記事の目次
ビデオウェブ会議システム一覧
・おすすめのビデオウェブ会議システムまとめ
・1位Zoom
・2位Cisco Webex
・3位Skype
・4位SOBA meeting
・5位Google Hangouts
・6位Google Meet
・7位V-SESSION
・8位Bizmee
・9位Chatwork
Google Meetは無料?
2020年5月初旬からgoogle Meetは個人向けに無料になりました。Googleアカウントがあれば誰でも利用可能になっています。
2020/9/30までは会議時間に最大300時間までつかえます。それ以降は60分の制限になります。
Google Meetとは?
Google Meetは、有料で最大25〜100人まで参加できるビデオ会議サービスです。画面共有などウェブ会議に必要な機能が充実しています。
利用には有料GoogleアカウントG Suiteの登録が必要です。
G Suiteとは?
G Suiteとは、有料Googleアカウントです。無料のGmailアカウントとは異なり、ビジネス向けであるため組織において管理がしやすいのが特徴。G Suiteには『管理コンソール』という管理画面があることによって、アカウントを使用しているユーザーの権利をコントロールしたり、トラフィックの分析ができます。
また、無料と比べサービスの充実度に違いがあります。15GBの保存容量が、有料アカウントでは30GBまたは無制限であったり、最大5個のメールエイリアスが、有料アカウントの場合最大30個まで、登録することができるのが便利です。日本語でのサポートが24時間、365日保証されているのも安心。
会議を開く人のみビジネス用であるG Suiteアカウントへの登録が必要です。参加者は通常のGoogleアカウントを持っていれば会議に参加することができます。
G Suiteアカウントのタイプは5種類あります。参加人数がそれぞれ異なりますので、組織規模に合わせてアカウントタイプを選びましょう。今回は、ビジネス使用におすすめのG Suite Businessを使用しました。
アカウント名 | 参加可能人数 | 料金 |
G Suite Basic | 25 | ¥680 |
G Suite Business | 50 | ¥1,360 |
G Suite for Education | 50 | ¥1,360 |
G Suite Enterprise | 100 | ¥3,000 |
G Suite Enterprise for Education | 100 | ¥3,000 |
スマホやタブレットで使用する際は、アプリのダウンロードが必要です。PCから利用する場合は、ソフトのダウンロードの必要はありません。
画面共有、チャットとファイル共有機能をビデオウェブ会議中に使用できます。会議録画はG Suite EnterpriseまたはG Suite Enterprise for Education のみ可能です。
G Suiteの料金は、もっとも安いG Suite Basicプランで月680円から。お試し期間として14日間無料でサービスを利用することができます。
ビデオ会議ソフト | 特徴 | ||||||
有料で最大25〜100人まで参加可能のビデオ会議サービス。画面共有などウェブ会議に必要な機能は充実している。レコード機能は一部の有料アカウントタイプのみ。ホワイトボード機能はなし。会議を開く側はG Suiteへの登録、参加側は無料Googleアカウントに登録の必要がある。スマホで使用する際はアプリのダウンロードが必須。登録が複雑。 GoogleカレンダーやGmailと連動して使用できるのが便利。G Suiteへの登録が複雑かつ時間がかかる。ITに詳しくないと登録が難しく感じるため、5位のGoogle Hangoutsより順位が低い。ただ、既にG Suiteへ登録が完了している人は簡単に使用できる。また、G Suiteに登録すると他のGoogleの有料サービスやサポートも使用できるので、Googleサービスを頻繁に使用する人には向いている。 Windows/Mac/iOS/Andoroid対応 |
|||||||
参加人数 | 登録の必要 | 画面共有 | レコード機能 | チャット | ホワイトボード | ファイル送信 | |
25/50/100 | 有り | ○ | 一部○ | ○ | × | ○ |
G Suiteアカウントの登録方法
Google Meetを使用するためには、G Suiteアカウントに登録する必要があります。
G suiteの公式ページにて『無料試用を開始』をクリックします。

G Suiteに企業の情報(ビジネス名、従業員数、拠点の国)を入力します。

必要項目を入力したら『次へ』をクリックします。

アカウントの管理者情報(名前、メールアドレス)を入力します。

必要項目を入力したら、『次へ』をクリックします。

G Suiteアカウントを作るには、ビジネス用に設定しているドメイン(例: example.com)が必要です。ドメインがすでにある場合は、『使用できるドメインがある』をクリックします。
持っていない場合は『ドメインを購入』でドメインを購入する必要があります。

ドメインを入力する画面に移動しました。

ドメインを入力したら、『次へ』をクリックします。

ドメイン名を確認したら『次へ』をクリックします。

アカウントにログインできなくなった際の復元に使用するメールアドレスを入力します。

メールアドレスを入力したら『次へ』をクリックします。

Googleからお知らせメールを受け取りたいときは『Ok』、受け取らないときは『いいえ』をクリックします。

ログイン情報(ユーザー名、パスワード)を入力します。ユーザー名は、G Suiteのメールアドレスになります。

必要項目を入力したら、『私はロボットではありません』にチェックを入れ『同意して続行』をクリックします。

先ほど作成したメールアドレスを入力して『次へ』をクリックします。

先ほど作成したパスワードを入力し『次へ』をクリックします。

プラン選択の画面に移動しました。フレキシブルプランは月ごと、年間プランは1年間の契約です。年間を通して従業員規模に変更がない場合は、年間プランへの加入がおすすめされています。

プランを選択したら『次へ』をクリックします。

支払い画面に移動します。実際は14日間の無料試用期間があるため、現時点では支払いはしません。

必要項目(名前と住所、メインの連絡先、カード情報)を入力して『次へ』をクリックします。

登録が完了しました。

登録が完了すると、G Suiteの管理コンソールに移動します。
Google Meetの設定方法
管理コンソール内でドメインの所有を確認しアカウントを設定することで、GoogleMeetをはじめとしたアプリを使用することができます。
『設定を開始』をクリックしましょう。

『G Suiteコアサービス』をクリックします。

画面中央の赤いライン上の『確認』をクリックします。

『G Suiteセットアップウィザード』の『ドメインの所有権を確認する』に自動的に移動するので『次へ』をクリックします。

『ドメインを所有していることを確認します。』というページに移るので、ここでも『次へ』をクリックします。

ドメイン名プロバイダにログインしてドメインを所有しているか確認します。

使用しているプロバイダを選択しましょう。

プロバイダを選択したら、手順に沿ってドメイン名プロバイダにログインをしましょう。全ての手順が完了したら、『確認』をクリックします。

※『ドメインプロバイダにログイン』する方法が使用できない場合は、『別の方法』をクリックします。

『HTMLタグ』、『HTMLファイル』、『Googleアナリティクス』の3つの方法のうち1つ選び、ドメイン所有権の確認手順に沿います。全て完了したら、『確認』をクリックします。

各方法でドメインの所有確認が終わったら、管理コンソールに戻り、画面右上の点が9つ並ぶマークをクリックします。

Meetと書かれたアイコンが表示されていれば、Google Meetが使えます。

Google Meetで会議を開始する方法
まずGoogle Meetにログインします。
『ミーティングに参加または開始』をクリックします。

ミーティングコード(ミーティング名)またはニックネームを作成し、ボックスに入力します。会議の参加者は、作成したミーティングコードをGoogle Meet内で検索にかけることによって、ビデオウェブ会議に参加することができます。
会議への招待の仕方は後ほどご紹介します。

ミーティングコードを入力したら、『続行』をクリックします。

通知の表示への許可が求められるので、『許可』をクリックします。

『ミーティングに参加』をクリックしてください。

参加者を招待するページに移動します。

Google Meetで仲間を招待する方法
Google Meetで会議を始める直前に会議の参加者を招待するには、『参加に必要な情報をコピー』をクリックし、URLを参加者にシェアしましょう。

また『ユーザを追加』でも招待もできます。『名前またはメールアドレスを入力』というボックスに招待する方のメールアドレスを打ち込みます。

『受信者を追加』をクリックします。

『招待状を送信』をクリックします。登録ドメインに属していないユーザーに招待状を送る際は、『一部のユーザーは(ドメイン名)に所属していません』と赤字で書かれた警告が出ますが、問題ありません。

会議が始まりました。あとは招待された人が参加するのを待つだけです。

画面共有の方法
画面共有をするためには、画面右下の『今すぐ表示』をクリックします。

『あなたの全画面』をクリックします。

共有する画面のポップアップが表示されるので、『共有』をクリックしましょう。

画面が共有され、会議の主催者の顔を写すウィンドウが固定表示されました。

画面共有を終了したいときは、『共有を停止』をクリックします。

チャットをする方法
会議中にチャットをしたい場合は、画面右上の吹き出しマークをクリックします。

チャットを行うためのウィンドウが表示されました。

文字を打ち込んだら紙飛行機マークをクリックしましょう。

メッセージが送信されました。

カメラをオフにする方法
カメラをオフにするためには、画面下のビデオカメラマークをクリックします。

カメラがオフになりました。

マイクをオフにする方法
マイクをオフにしたいときは、画面下のマイクマークをクリックします。

マイクマークが赤色に変わったら、音声がオフになっています。

ファイルを共有する方法
会議に必要なファイルをビデオウェブ会議中に使用することができます。ファイルは事前にGoogleカレンダーを通してアップロードしておく必要があります。
まず、管理コンソール画面右上の点が9つ並ぶマークをクリックします。

カレンダーのアイコンをクリックしましょう。

Googleカレンダーが別タブで表示されます。会議を開く予定の時間帯をクリックしてください。

予定の詳細を登録するポップアップ上の、『その他のオプション』をクリックします。

クリップマークをクリックしてください。

ファイルをアップロードするためのポップアップが表示されたら『アップロード』をクリックします。

『デバイスのファイルを選択』をクリックします。

シェアしたいファイルを選択したら『開く』をクリックします。

『アップロード』をクリックしたら、ファイルのアップロードが開始されます。

ファイルがアップロードされると、予定の詳細にファイルマークが表示されます。

会議中にゲストもファイルをみるためには、カレンダーにゲストを登録し、ファイルを共有しておく必要があります。
ファイル共有後に『ゲストを追加』から会議の参加者を追加します。

『保存』をクリックしたら、会議がカレンダー上に登録されます。

会議中にファイルを参照したい場合は、画面左下のクリップマークをクリックします。

『添付ファイル(◯個)』と書かれているタブをクリックしてください。

表示したいファイルをクリックします。

別タブにてファイルが表示されました。

会議の参加者からは別タブは見えないので、同じ手順でファイルを表示させる必要があります。
今回はビデオウェブ会議ツールであるGoogle Meetについてご紹介しました。皆さんもぜひ利用してみてくださいね!
それでは、また次の記事でお会いしましょう!お疲れ様でした。