こんにちは! 動画の作り方講師のウチムラワタル(hamochiku旧姓フクモト)です。
今回は動画編集ソフトAdobe Premiere Elements2020のBGM音楽の挿入と音量調整 フェードイン・アウトの使い方などを解説をします。
この記事の目次
Adobe Premiere Elements2020の使い方記事一覧
(1)機能の紹介(2)基本的なカット編集と書き出しの方法
(3)BGM音楽の挿入と音量調整 フェードイン・アウト
(4)テキストテロップ(タイトル)の挿入方法
(5)トランジションの挿入方法
・Adobe Premiere Elements2021レビュー
・Adobe Premiere Elements2020レビュー
・Adobe Premiere Elements2019レビュー
・Adobe Premiere Elements2018レビュー
・Adobe Premiere Elements15レビュー
・Adobe Premiere Elements14レビュー
・Adobe Premiere Elements13レビュー
・Adobe Premiere Elements12レビュー
・動画入門ソフトランキング
BGM音楽を読み込む方法
まず、『メディアの追加』→『ファイルとフォルダー』をクリックしてください。

次にMP3などの音楽ファイルを選択し、開く。

プロジェクトのアセットに音楽ファイルが挿入されました。

BGM音楽をタイムラインに挿入する方法
読み込んだBGM音楽ファイルを左クリックしたまま、タイムラインの下の方にある『音楽』トラックに挿入してください。

BGM音楽の長さをカット(トリミング)する方法
挿入したBGM音楽ファイルの長さを動画と同じ長さに調整しましょう。音楽ファイルの右端を左クリックしたまま、左に移動。

すると、Adobe Premiere Elements2019からの新機能である『リミックス』機能について「60秒未満をリミックスすると、最善のリミックスオーディオが得られない可能性があります。続行しますか?」と表示されます。『いいえ』をクリックしてください。

このなんの説明もないリミックス機能ですが、初期設定のままBGM音楽ファイルを短くすると始まります。リミックス機能は、例えば3分の音楽を1分に短くすると、ソフトウェア上で3分の曲をうまく1分の曲にリミックス処理するのです。
しかし、この後紹介するフェードアウト機能を使えば、リミックスする必要もないですし、変な曲になってしまうので私は必要のない機能だと思っています。
そこで、このリミックス機能を解除しましょう!
画面上にあるメニューから『編集』→『環境設定』→『オーディオ』。

『オーディオ』設定が開くので、『リミックスオプション』の音楽トラックのデフォルト条件を『トリミング』に変更してOK。

これでもう一度、BGM音楽ファイルを短くすると、リミックスされずに短くなりました。


タイムラインのBGM音楽の波形を表示する方法
初期状態だとタイムラインに挿入したBGM音楽ファイルの音の波形が見えません。波形が見えると音量の変化が分かるので、波形を表示してみましょう。
タイムラインの『音楽』トラックの左にある三角マークをクリックしてください。

音楽トラックの緑のバーが大きく開きました。これで音楽の波形が見え、編集がしやすくなります。

BGM音楽にフェードイン・アウトを付ける方法
タイムラインに挿入した音楽を再生すると、途中でカットしているので、最後ブツっと音が切れてしまいます。
そこで、フェードアウトを使って、なめらかに音が小さくなるようにしてみましょう。
タイムラインの緑のBGM音楽ファイルを選択し、右クリック→『フェード』→『オーディオをフェードアウト』。

緑の音楽バーの最後に小さな黄色い点が2点(一番右端にも見えにくいが1点ある)表示され、それ以降の音が小さくなりました。

この小さな黄色い点の左にある1点をマウスで左クリックしたまま、左に移動させてみてください。Shiftを押したまま移動させると水平に移動できます。
黄色い点が左に移動し、フェードアウトの時間が長く、よりなめらかになりました。

この黄色い点は『キーフレーム』といいます。このキーフレームを使えば、音の細かい微調整ができます。しかし、いじりすぎると難しくなってしまうので、慣れないうちはあまり触らない方が良いと思います。
BGM音楽の音量を下げる方法
Adobe Premiere Elements2020では、動画の音声や、BGM音楽の音量を変更する機能がいくつかあります。
一番シンプルな方法として、オーディオラインの黄色い横線をマウスで左クリックしたまま、下げる方法があります。

これで動画の音量が小さくなりました。

ソフトウェアによっては、オーディオ1全体の音量を調整する、などの機能もありますが、Premiere Elements2020にはないようです。
キーフレームを使って音量を自由に調整する方法
扱うのが難しいキーフレームですが、うまく使うと自由に音を編集することができます。
新しいキーフレームを打ちたい場所の秒数表示の辺りを左クリック、赤い縦線を移動させます。

キーフレームを打ちたい動画ファイルを左クリック。

次にタイムライン左にあるひし形のマークをクリックしてください。

赤い縦線のところに丸いキーフレームが表示されました。
このキーフレームは同じ方法で複数追加でき、マウスで左クリックして移動させることができます。
例えば、一部分だけ音を消したい場合は、以下の画像のように4つのキーフレームを打ち、真ん中の黄色い線を下に下げ0まで落とします。


削除したいキーフレームは、キーフレームを選択し、右クリック→『削除』で消すことができます。

これで、BGM音楽の挿入、編集方法は終わりです。
次はテキストテロップの入れ方を解説します。
Adobe Premiere Elements2020の使い方記事一覧
(1)機能の紹介(2)基本的なカット編集と書き出しの方法
(3)BGM音楽の挿入と音量調整 フェードイン・アウト
(4)テキストテロップ(タイトル)の挿入方法
(5)トランジションの挿入方法
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