こんにちは! 動画の作り方講師のウチムラワタル(hamochiku旧姓フクモト)です。
今回は、よく相談を受ける「映像のスキルを身に付けたいんだけど、どうすればいいの?」に対する回答をします。
この記事の目次
独学で映像を学ぶ
最近は独学で動画制作を学びYouTuberになる方も多くなっています。
この場合はすでに持っているスマホやアプリから始めて、収益が出てくれば機材をそろえていく。その過程で自然と映像制作のスキルが付いてくるという方法です。
メリット
資金が必要ない。そして、気軽に始められるところです。
映像に興味を持っていても、実際やってみたら、「あれ? なんか違う」と思うこともあるかと思います。
しかし事前にスマホなどで試しておけば、ある程度続けられるかどうかが分かります。
私の場合は、2004年頃にビデオカメラを手に入れ、「すごい!楽しい!」と感じこの世界に入りました。幸いまだ続いています。
デメリット
映像業界では当たり前の基本的な技術が身につかない可能性が高いです。
しかしYouTubeの視聴者で、そこまで細かいところを気にする人もいないし、コンテンツ内容が良ければOK!という考えももちろんあります。
ただ、YouTuberになりたいのではなく、映像を仕事にしていきたい、という方だと、やはり最低限の基礎知識がある方が将来的に役に立つと思います。
業界に入って映像を学ぶ
いっそのことアルバイトでも派遣でも契約でもいいので、制作会社に入ってしまいましょう。
いつでも人材不足の業界なので、入るのはそう難しくないと思います。
ちなみに私は1の独学を得て、制作会社に新卒で入りました。
メリット
就職する最大のメリットは映像の勉強をしながらお給料をもらえることです。
また現場で覚えることは映像技術だけなく、チームでのコミュニケーションなど制作スキル以外のことも手に入れることができます。
デメリット
未経験の制作業界の労働環境は過酷です。
休みもほとんどなく、給料も安く、かなりハードな業界だと思ってください。
さらに会社によりますが、「スキルは盗め!」とあまり教えてくれない場合や、30歳になるまでずっとアシスタントのままで何もできない、みたいなこともあります。
才能ある人ではなく、残った人だけがプロ、みたいなことをいう人も中にはいるくらいです。
学校で映像を学ぶ
専門の学校に入ってしまうのもひとつの手です。
最近だとデジタルハリウッドさんが大手ウェブ制作会社LIG(リグ)と組んで、オンラインの基礎講座を開いています。


以前は都会の学校に通う必要があったのですが、どこに住んでいても受講することができるようになりました。
これは本当にすごいことだと思います。しかも「3ヵ月で映像の基礎がすべて身につくカリキュラム」ということなので、働きながらでも学ぶことができます。
専門学校というと、年100万円単位でかかるのが普通ですが、この短期講座だと30万円(税抜)です。
だらだら2年専門学校に通うよりも、コンパクトに基礎を学ぶのもありだと思います。私の時代にはこんなのなかった。あれば入ってたと思います。
メリット
ネット環境があればどこにいても受講できるのが最大のメリットです。また、受講期間が短いのも良いですね。


これからネット動画や動画広告はどんどん伸びていきます。しかし、まだ作り手が足りていないのが現状です。
今から専門学校に2年入って出てくる頃には、ライバルが大勢増えている可能性もあるので、私ならさっさと身に着くオンライン講座から入ります。
また講座の内容としては『ネット動画クリエイター講座』なので、将来的な仕事としては、テレビ業界のような過酷な現場でなく、ウェブデザイナーに近い形で働くことになると思います。これは体育会系や、過度に厳しい環境が苦手な方には良い選択です。
デメリット
お金がかかることです。といっても正直30万円は安いと思います。
将来、動画を仕事にしていこうと思っているのであれば、すぐに返せる額だと考えても良いと思います。
これが2年間で200万円だとすれば、ちょっと大変ですよね。
無料オンライン説明会について
短期講座について詳しく知りたい方は、デジタルハリウッドのホームページ『ウェブクリエイター育成スクール』のちょい下にある『ネット動画クリエイター専攻』を読んでみてください。
そこで資料の請求や、無料のオンライン説明会の予約などもできます。