※この記事は2011年のver9.0のiMovieを基に作っています。2018年現在で最新のiMovie'13(ver10)の使い方記事はこちらをご覧ください。
こんにちは! 動画の作り方講師のウチムラワタル(hamochiku旧姓フクモト)です。
今回は、iMovieの使い方、
素材の整理法について解説していきます。
逆引きiMovie動画編集―「やりたいこと」の手順がスグに解る!
この記事の目次
iMovieの使い方記事一覧
(1)はじめに(2)ムービーの取り込み方 ファイルベースデータから
(3)ムービーの取り込み方 コンピュータ上のメディアから
(4)ムービーの取り込み方 iPhone、iPad、iPod touchから
(5)素材の整理法
(6)ムービー編集の基礎について
(7)トランジションの入れ方
(8)タイトル(文字)の入れ方
(9)テーマ機能の使い方
(10)写真でスライドショーを作る
(11)BGM・オーディオの入れ方
(12)効果音(サウンドエフェクト)
(13)ナレーション録音(アフレコ機能)
(14)音量調整の仕方
(15)オーディオのフェードイン・アウト
(16)ムービーの書き出し
■iPhone
・iMovie(2.2)の使い方
・iMovie(2.0)の使い方
【動画で解説】iMovie(2.0)の使い方
■iPad
・iMovie(2.2)の使い方
・iMovie(2.0)の使い方
・iMovieの使い方
【動画で解説】iMovie(2.0)の使い方
【動画で解説】iMovieの使い方
■Mac
・iMovie’13(ver10)の使い方
・iMovie’11(ver9)の使い方
イベントとは?
iMovieには、「イベント」という素材をグループ分けする機能があります。
イベントは、ムービー素材、
オーディオファイル、編集データ(プロジェクト)を
まとめたフォルダのようなものです。
素材を取り込む時に、
基本的に日時でグループ分けされますが、
後から新しくグループを作って分けることもできます。
素材をグループ分けして整理するには(イベントの作成)
新しいイベントを作るには、「メニュー」→「ファイル」→「新規イベント」をクリックしてください。

するとサイドバーに新しいイベントが出来ます。

また、サイドバーの何もない部分を
右クリック(トラックパッドなどの場合は2本指でタップ)してください。
メニューが立ち上がるので、「新規イベント」を選択しましょう。

素材グループの名前を変更するには
グループ名は基本的に日時になっています。それだと後から何のグループなのか分からなくなるので、
変更しておくことをおススメします。
サイドバーに表示されていイベントを
クリック(トラックパッドなどの場合は1本指でタップ)してください。
イベント名の色が変わるので、好きな名前に変更しましょう。

素材グループ間で「移動・コピー」するには
ムービー素材をグループ間で、移動・コピーしてみましょう。素材を移動させる
まず、移動させたい素材を選択しましょう。選択したまま、移動させたいグループに放り込みます。

すると、元のグループから素材は消え、
移動先のグループに素材が表示されるようになります。
素材をコピーして移動させる
移動させたい素材を選択して、optionキーを押したまま、移動先のグループに放り込みましょう。
すると、元のグループに素材が残ったまま、
移動先のグループに素材が表示されるようになります。
素材グループの結合・分割をするには
グループをひとまとめに結合したり、いくつかに分割して管理しやすくしましょう。
グループを結合させる
結合させたいグループを選択して、結合先のグループに放り込みましょう。

グループが結合して、1つになりました。
複数のグループを結合させる
もしくは、結合させたいグループをcommandキーか、Shiftキーを押しながら複数選択して、
メニューの「ファイル」→「イベントを結合」を選択してください。

よく使う項目や、あまり使わない項目を分かりやすくするには
ムービー素材を「よく使うもの」「あまり使わないもの」に区別しましょう。
素材の区別をつけて、「よく使うもの」だけを画面表示すれば、
グループが見やすくなり、編集がスムーズになります。
素材を「よく使う項目」にするには
よく使う素材を選択し、メニューの「マーク」→「よく使う項目」をクリックしてください。

もしくは、素材を選択し、
右クリック(トラックパッドなどの場合は2本指でタップ)、
「よく使う項目」をクリックしましょう。
すると、ムービー素材の上部に緑色のマーカーが表示されるようになります。

素材の一部を「よく使う項目」にするには
素材の一部を選択範囲してください。マウスで、素材の選択開始する位置をクリックしたまま、
終了位置まで引っ張りましょう。
すると、選択範囲が黄色い線で囲まれます。
次に、メニューの「マーク」→「よく使う項目」をクリックしてください。

もしくは、素材を選択し、
右クリック(トラックパッドなどの場合は2本指でタップ)、
「よく使う項目」をクリックしましょう。
すると、ムービー素材の選択範囲の上部に
緑色のマーカーが表示されるようになります。
「あまり使わない」素材をマークするには
あまり使わない素材を選択し、メニューの「マーク」→「不採用」をクリックしてください。
もしくは、素材を選択し、
右クリック(トラックパッドなどの場合は2本指でタップ)、
「不採用」をクリックしましょう。
すると、グループ内から、不採用の素材が姿を消します。
不採用の素材を確認するには、
画面右にある「不採用を隠す」を選択肢、
「すべてのクリップ」をクリックしてください。

よく使う項目や、あまり使わない項目の印を削除するには(マークの削除)
まず、画面右の表示する素材項目を変更しましょう。「不採用を隠す」となっているので、
「すべてのクリップ」を選択してください。

すると、非表示になっていた不採用の素材も表示されるようになります。

次に、よく使う項目や、
あまり使わない不採用のマーカーがある素材を選択し
メニューの「マーク」→「レートなし」をクリックしてください。

もしくは、素材を選択し、
右クリック(トラックパッドなどの場合は2本指でタップ)、
「レートなし」をクリックしましょう。
すると、マーカーの色が消え、よく使う項目や、不採用が解除されます。
素材の表示順序を自由に変えるには
グループ内の素材の表示順序を変更して、見やすくしましょう。メニューの「表示」→「表示順序」→「日付・名前・継続時間/昇順・降順」を
クリックしてください。

これで、表示順序を変更することができます。
素材の音量をひとめで分かるようにするには(波形の表示)
メニューの「表示」→「波形の表示」をクリックしてください。
素材の下に青い音量波形が表示されるようになりました。

波形を見えなくする場合には、
メニューの「表示」→「波形を隠す」をクリックしましょう。

ムービー素材をプレビューするには(スキミング)
ムービー素材の内容を、簡易的に見てみましょう。まず、目的の素材の上にマウスのポイントを持っていってください。
するとオレンジ色の縦線(スキマー)が表示されます。

ポインタを左右に動かすと、スキマーも移動し、
スキマーの位置に連動して、上部の画面にプレビューが表示されます。
また、スペースバーをクリックすると、スキマーの位置から再生が始まります。
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(1)はじめに(2)ムービーの取り込み方 ファイルベースデータから
(3)ムービーの取り込み方 コンピュータ上のメディアから
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↓私、フクモトワタルが書いたiMovieの入門書です!
おすすめなので、ぜひご覧になってください。


逆引きiMovie動画編集―「やりたいこと」の手順がスグに解る!
