こんにちは! 動画の作り方講師のウチムラワタル(hamochiku旧姓フクモト)です。
今回は、AfterEffects(アフターエフェクツ)CCで作った
オープニング動画に特殊効果(エフェクト)をつける方法を解説します!
Adobe After Effects トレーニングブック
Adobe AfterEffects CCの使い方目次
(1)体験版のインストール(2)基本操作と簡易オープニング動画の作り方
(3)効果音のつけ方
(4)特殊効果を付ける方法
無音と効果音つきの比較
これが前回作った音付のオープニング動画です。今回はこの動画に、特殊効果(エフェクト)をつけて
かっこよく見せてみましょう!
テキストにブレの効果がつき
疾走感が出ましたね。
ひとつ手を加えるだけで、
ずいぶん印象が変わるものなのです。
テキストにエフェクトを付けてみよう!
画面右にあるエフェクト&プリセットをクリックください。

描写→CC Light Burst 2.5をクリック。
クリックしたまま、
特殊効果をかけたいテキストにドロップしましょう。

通常これでエフェクトが適用されるのですが、
なんとエラーが表示されました!

原因は、テキストのアニメーションにあります。
テキストのアニメは、
タイムラインの開始点でスケールを5000%に大きくし、
終了点で100%にしています。
極端に大きくしたスケールに
エフェクトを適用すると、
メモリをたくさん使いエラーを起こすようです。
それを回避するために、
以下の手順を踏んでください。
まず、5000%のテキストスケールを100%に戻します。

テキストサイズの開始点が、100%に戻ります。

その代わりに開始点の
フォントサイズを1000に変更。

今度は、テキストの終了点の
キーフレームのスケールを15%にします。

テキストとアンカーポイントの位置がずれているので
修正しましょう。

これで、元の動画と同じように
大きなテキストが小さくなるアニメーションができました。
そして、もう一度、エフェクトを
テキストに適用してみましょう。

今度はエラーがでず、
テキストにエフェクトが付きましたね!

タイムラインのテキスト横の三角マークを開き
エフェクト→CC Light Burst 2.5の順で展開してください。

テキストが100%になる終了点のキーフレームまで
青いマークを移動させてください。
※キーフレームにマークをぴったり合わせるには、
キーボードのSHIFTキーを押したままで
移動させてください。
その位置で、Ray Lenghtを0にしましょう。

次にテキストの0:00fの位置に
青いカーソルを移動させ、
Ray lenghtを100にします。

これで、エフェクトアニメーションが付いたのですが、
せっかくなのでもう一手間かけましょう!
エフェクトの終わりのキーフレームの少し手前に
Ray Length 80のキーフレームを打ちます。

さあ、これでテキストにエフェクトアニメーションが
適用されました!
次回は、他のエフェクトプリセットについて
紹介をしようと思います!
それではお疲れ様でした。
また次の記事でお会いしましょう!
Adobe AfterEffects CCの使い方目次
(1)体験版のインストール(2)基本操作と簡易オープニング動画の作り方
(3)効果音のつけ方
(4)特殊効果を付ける方法