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動画企画の作り方入門

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動画企画の作り方入門
管理人ウチムラワタル

こんにちは! 動画の作り方講師のウチムラワタル(hamochiku旧姓フクモト)です。


今回は動画作りに必須な企画と、細かい構成の作り方について分かりやすく解説します。


※この記事は『動画の作り方入門』記事の『企画書について』の詳細記事です。まだ動画の作り方入門記事をご覧になっていない場合は、そちらを先にご覧ください。




(1)企画を考える

まずどんな動画を作るのか考えてみましょう。ノープランで撮影を始めてしまうと、必ず編集の段階で「あのシーンが欲しかったのに撮ってない!」「いらない素材ばっかり!」「何を作りたかったのかわからなくなった…」と迷ってしまいます。


動画を作る前に必ず動画のタイトル(仮)と、3つの要素を考えておきましょう。


・タイトル「」
(1)長さ
(2)ターゲット
(3)目的


動画にタイトルを付ける方法

タイトルは動画の背骨のようなものです。


例えば「○○くんの誕生日会の記録動画」や「彼氏に送るメッセージ動画」「○○ゲーム実況動画第1回」「オムライスの作り方」などです。


パッと見で、この動画がどんな動画なのかハッキリ分かるように付けましょう。文字数は28字が目安です。


動画を作る前は、とりあえず仮で付けてもOKです。しかしこのタイトルを考えずに作ってしまうと、動画編集中や動画が出来上がった後、「え、こんなの作ろうと思ってったっけ…」となりかねないので注意しましょう。



(1)長さを決める

動画の長さを最初からある程度決めておきましょう。事前に全体のボリュームを決めておくことで、どれだけ撮影素材が必要か分かるようになります。


例えば1分の動画を作る場合だと、1カット5秒の動画素材を12本分用意する必要があることが事前に分かります。あとは、その12本の動画素材にはどんなものが必要か考えると、撮影がとてもスムーズになります。



(2)ターゲット

誰に見てほしいか、と決めるのも重要です。


例えば「大切な親友」「YouTubeを観ているゲーム好き」「オムライスの作り方を知りたい人」など、明確にどんな人に見てもらいたいかを決めておきましょう。


このターゲットを決めることによって、作る動画の雰囲気やデザイン、方向性が大きく変わってきます。



(3)目的

最後に「目的」ですが、最も重要な要素です。


例えば「笑ってもらいたい」「このゲームの良さをもっと分かってほしい」「オムライスをうまく作れるようになってもらいたい」などです。


この目的がないと、内容がよくわからない動画になってしまう可能性があります。必ず動画の目的を決めるようにしましょう。



では次の項目では、実際の企画書を参考に企画作りを練習してみましょう。




結婚式のプロフィール動画の企画 参考例

サンプル動画 新郎プロフィール動画



動画企画例

・タイトル:太郎と花子の結婚式用プロフィール動画
(1)長さ:合計5分程度
(2)ターゲット:新郎新婦の親族・友人
(3)目的:新郎新婦の紹介



動画企画の詳細

まず長さについてですが、合計5分としています。標準的なプロフィール動画は新郎1本、新婦1本、2人の出会い1本の計3本です。それぞれの内訳は以下の通りです。


(1)新郎プロフィール1分
(2)新婦プロフィール1分
(3)新郎新婦の出会い3分



これを標準的な1カット5秒表示で考えると、写真の枚数は以下のようになります。


※1カット5秒表示
(1)新郎プロフィール1分(12枚)
(2)新婦プロフィール1分(12枚)
(3)新郎新婦の出会い3分(36枚)




動画企画の構成

次に企画から細かい構成表を作ってみましょう。

(1)新郎プロフィール動画構成表 1分(12枚)

以下、新郎プロフィール動画用の構成表です。自分で作る時はエクセルなどで作ると管理しやすいと思います。

No カット 長さ テキスト
1 生まれた瞬間 5秒
2 赤ちゃんの頃 5秒
3 小学校入学 5秒
4 小学生時代 5秒
5 小学校卒業 5秒
6 中学生時代 5秒
7 高校生時代 5秒
8 高校卒業 5秒
9 大学入学 5秒
10 大学生活 5秒
11 大学卒業 5秒
12 社会人になりました 5秒
合計 60秒

といった感じに、先に全体の長さを決めておくことで、(1)必要なシーンの選定、(2)シーンごとの秒数などを逆算することができます。


初めからここまで細かく決める必要はありませんが、ざっくり「だいたい2分くらいかなぁ」と考えておくと、撮影と編集がスムーズに進みます。


また新郎への注意点ですが、新婦はプロフィール動画の中に必ず出席予定の友人をすべて登場させる必要があります。全体の長さが決まっている場合は自分のシーンを数枚カットしてでも新婦に譲りましょう。トラブルのもとになります。



動画テキストテロップについて

写真の枚数や種類が決まったら、次に各写真にテキストテロップをメモ帳などで打ち込みましょう。


No カット 長さ テキスト
1 生まれた瞬間 5秒 2000年4月1日 山田家長男として誕生
2 赤ちゃんの頃 5秒 赤ちゃんの頃から食いしん坊で元気でした
3 小学校入学 5秒 入学式では不安そうな表情
4 小学生時代 5秒 脚が速くいつも一等賞!
5 小学校卒業 5秒 今でも仲良しの友人たちと記念撮影
6 中学生時代 5秒 中学校は陸上部に所属。県大会に出場しました
7 高校生時代 5秒 高校の思い出の文化祭。劇で主役に!
8 高校卒業 5秒 卒業式ではまさかの号泣
9 大学入学 5秒 東京の大学に合格し、初めての一人暮らし
10 大学生活 5秒 研究室でみなで泊まったもいい思い出
11 大学卒業 5秒 第一志望の就職先も決まり、すがすがしい笑顔で卒業
12 社会人になりました 5秒 社会人になってまだ二年目、少しは大人になったかな
合計 60秒

このようにいきなり動画編集をしないで、写真を選定してから、テキストを打って行くと、ほぼこれで動画の下準備ができます。


注意点として、テキストは短くシンプルにするようにしてください。動画内では、読みやすい大き目の文字サイズで、大きく2行までにしましょう。だいたい30文字以内くらいを目安にしてください。



結婚式用動画の音楽BGMについて

結婚式用動画で使う音楽BGMですが注意が必要です。


音楽には著作権があるので、もし思い出の好きな曲を使いたいのであれば、必ず式場、もしくはウェディングプランナーに相談してください。中には包括契約で、好きな楽曲を使っても良い場合があります。また、動画内では使えないが、無音の動画に合わせて式場側でリクエスト曲を合わせて流すのであればOK、というちょっとややこしい場合もあります。


もし著作権がクリアにならない場合は、著作フリーの曲を使うか、ウェディングプランナーか式場と契約している制作会社に動画制作自体依頼して代わりに著作の問題をクリアする必要があります。



結婚式用動画の流し方について

式場で持参した動画を流す場合は、DVDを事前に渡してDVDプレイヤーで再生する場合がほとんどです。この場合、自作動画をDVDに焼く必要があります。この際、DVDは必ずファイナライズ処理をしましょう。この処理をしないと市販のDVDプレイヤーで再生できない場合があるので注意が必要です。

  • この記事を書いた人

ウチムラワタル(旧姓フクモト)

株式会社ドウガテック代表取締役。動画の作り方講師。映像制作会社や医療系ウェブメディアでの動画担当、東証一部上場企業でウェブマーケティング、ディレクターを担当。国内最大級の動画の作り方入門サイト『カンタン動画入門』を2012年から運営。毎月30万人以上が訪問するまでに成長。動画の制作や教育だけでなく、ウェブを使ったプロモーションにおいてもプロフェッショナル。2016年に東京から九州に移住し、『カンタン動画入門教室』を主催。地方自治体や企業、大学、高校、一般向けに動画の作り方教室を行い、生徒数は100名以上。大学非常勤講師など。

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