ビデオカメラ

【2023】ビデオカメラおすすめランキング

掲載・更新日

ビデオカメラおすすめランキング比較 一般向けビデオカメラを複数台持っているの私がおすすめする家庭用ビデオカメラと、ビデオカメラの選び方を紹介します。

紹介するのはビデオカメラのメジャーメーカー、SONY、Panasonic、JVC、キヤノンの4社です。年式は最新の2014年から2021年。価格コムやAmazonのデータを基にしています。最後に各メーカー別のビデオカメラ一覧早見表があるので、ご活用ください。

※2019年にキヤノン、2020年にJVCがビデオカメラ事業から撤退しました。現在は在庫のみの販売。これで国内大手ビデオカメラメーカーで現役なのはSONYとPanasonicの2択になりました。


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おすすめの家庭用ビデオカメラベスト3ランキング

私がおすすめするビデオカメラランキングは以下の通りです。

それぞれ『コスパ部門』『軽量部門』『高性能部門』に分けています。各ジャンルのベスト2~3位と、詳しい選び方のコツなどは後半解説します。

※2022年現在、家庭用ビデオカメラの値段が一部高騰しています。半導体不足の影響の可能性があります。

【コスパ部門 1位】SONY HDR-CX680

ビデオカメラ機能表 特徴
1位 SONY HDR-CX680
3.8万円~
初値6.7万円
(43%OFF)
約4万円で買える新しいソニーのミドルクラス向けビデオカメラ。空間光学式手振れ機能付きのビデオカメラで一番コストパフォーマンスが良い。

ただし『フルHD』で、重量355gなので少し重め。
発売年 解像度 光学ズーム 手振補正 重量 センサー 内蔵メモリ
2017年 フルHD 30倍 空間光学式 355g 1/5.8 64GB



【軽量部門 1位】SONY HDR-CX470

ビデオカメラ機能表 特徴
1位 SONY HDR-CX470
2.8万円~
初値3.7万円
(24%OFF)
2万円台で買える新しいソニーの超軽量ビデオカメラ。190gは大手メーカーのビデオカメラの中で一番軽い。女性が使う場合は軽量モデルが特におすすめ。ちなみにiPhoneXは174g。

ただし『フルHD』で、手振れ補正は『光学式』。
発売年 解像度 光学ズーム 手振補正 重量 センサー 内蔵メモリ
2017年 フルHD 30倍 光学式 190g 1/5.8 32GB



【高性能部門 1位】SONY FDR-AX60

ビデオカメラ機能表 特徴
1位 SONY FDR-AX60
9.1万円~
初値12.6万円
(28%OFF)
4Kで空間光学式の最新ビデオカメラ。2018年式の4Kカメラでは最強といってもいい。

ただし、値段が高く、重量が535gなのでかなり重い。
発売年 解像度 光学ズーム 手振補正 重量 センサー 内蔵メモリ
2018年 4K 20倍 空間光学式 535g 1/2.5 64GB



ビデオカメラを選ぶ3つのポイントとは?

ビデオカメラを購入する際に、注意すべき3つのポイントを紹介します。

(1)手振れ補正機能

ビデオカメラ選びにおいて、最も重量なポイントが、『手振れ補正機能』です。ビデオカメラの撮影になれていないと、画面が激しくぶれ、見てて酔ってしまいます。特にズームをした時のブレはひどいものです。

そこで重要なのが『手振れ補正機能』です。

特にソニーの『空間光学式 手振れ補正』機能は素晴らしく、びっくりするくらい画面がぶれません。手振れ補正には、『空間光学式』と『光学式』がありますが、『空間光学式』がより強力な手振れ補正機能だと覚えておいてください。


ただし、強力な手振れ補正は便利ですが、どうしてもビデオカメラの値段と重量が上がってしまうので注意が必要です。

『電子式』手振れ補正

電子式の手振れ補正は、ソフトウェア上で手振れを抑える技術です。エントリー機など安価なビデオカメラに採用されることがありますが、『光学式』と比べるといまひとつな補正に感じてしまうでしょう。もちろん、極端なズームを使わなかったり、手振れしないように注意すれば、問題なく使えます。

国産ビデオカメラメーカーJVCの機種は、すべてこの電子式です。JVCのビデオカメラは値段が安く、軽量かつ頑丈さを売りにしています。



(2)ビデオカメラの重さ

ビデオカメラはバッテリー込で250g以下が、女性にとっては楽といわれています。iPhone8が1台で約148gなので、スマホ2台分くらいの重さをイメージしてください。ちなみにiPhoneXは174gなので、ビデオカメラ最軽量のHDR-CX470(190g)とほとんど変わりません。HDR-CX470すごい(笑)。

重いビデオカメラといえばキャノンのハイエンド機ですがなんと約1キロ!こんなもの持って運動会で走り回って撮影なんて厳しすぎます(笑)。もちろん、軽いものもあります。最近のビデオカメラは高性能を維持しつつ軽量化が進んでおり、250~300gとかなり軽くなっています。

高性能になると重量が増す傾向にあるので、撮影する方が女性であれば軽さ優先。男性であれば画質重視など、重さは必ず判断の材料にしてください。また、カバンに入れて持ち歩くことを考えると男性でも、軽いものを選んだほうがよいと私は思っています。あまりに大きく重いと、そもそも外に持っていかなくなるのです。



(3)値段

最後に『ズームの倍率』が重要!といいたいところですが、私が気にするのは値段です。

ズームは、『撮影入門講座』でも解説している通り、初心者がズームを多用すると、ブレがひどくて使えないことがほとんどです。基本は、なるべく自分で被写体に近寄って撮影することをおすすめしています。運動会などでどうしてもズームを使う必要がある場合は、標準的な倍率である20倍もあれば十分です。過剰に高いズーム倍率は必要ありません。

となると最後のポイントはビデオカメラの値段です。ビデオカメラ購入にかかる費用は、3万円から10万円と覚えてください。けっこう大きな出費ですよね。

お子さんのイベントの動画というのは、後々「撮っておいてよかったなぁ」と絶対思うステキなものです。しかし、多くの方がビデオカメラの使い方に悩み、使わなくなってしまうことがあるのです。また、仮に使い続けたとしても、撮影するのは年に2、3回。そうなると、ビデオカメラに10万円使うのは大きな出費になります。

そこで、私としては、まずは3万円程度の入門機、もしくは「いーや、長く使うんだ!」という方には5万円程度のミドルクラスのビデオカメラをおすすめしています。正直、5万円を超えると重いし、大きいし、あまりいいことはありません。

その他、SDカードやカメラケース、三脚などを買うと、さらに費用は高くなっていくので、やはりビデオカメラ本体の値段は重量なポイントなのです。



その他、よくある質問

4Kのビデオカメラってどうなの?

最近、フルHDを超える超高画質『4K』対応の家庭用ビデオカメラがあります。しかし、結論からいうと絶対に4Kビデオカメラである必要はありません。4Kのメリットとデメリットは以下の通りです。

メリット

(1)とにかく画がキレイ
(2)静止画にしてもキレイなので、写真の代わりになる

デメリット

(1)4K動画を編集するには、ハイスペックなパソコンと動画編集ソフトが必要
(2)4K動画対応のテレビやモニターがないと4Kの画質を発揮できない
(3)ビデオカメラ本体の価格が高く、重い

以上の理由から、一般的な家庭の再生・編集環境などを考えると、絶対に4Kを選ぶ必要はありません。むしろコスパの良い高機能フルHDをおすすめします。


ビデオカメラに画質の差ってあるの?

ビデオカメラの画のキレイさは、『センサー』の大きさが重要になります。例えば、センサー『1/2.5』は、『1/5.8』よりも数字が大きいのでキレイです。

家庭用のエントリー・ミドルクラスのセンサーは『1/5.8』がメジャーです。『1/2.5』は高価なハイエンド機に使われる場合が多いです。当然、センサーが大きくなると画質も上がりますが、値段が高くなります。

『1/5.8』のビデオカメラもかなりキレイなので、よっぽどのこだわりがない限り、『1/5.8』のリーズナブルなビデオカメラを私はおすすめしています。


ビデオカメラの内蔵メモリは大きい方がいいの?

最近の家庭用ビデオカメラには、ほぼ内蔵メモリが搭載されており、録画した動画データはそのメモリに保存されます。通常は32GBで、容量が大きいもので64GBあります。では、32GBより、64GBの方が良いのでしょうか?

答えは「内蔵メモリの大きさは気にしない」が正解です。ビデオカメラは、SDカードを挿入すれば記録容量をいくらでも増やすことができるからです。

32GBあれば、フルHD画質で約5時間10分、4Kで約60分の録画ができます。これでも十分ですし、心配であればSDカード32GBを1、2枚持っておけば安心です。ビデオカメラの内蔵メモリの容量はまったく気にしないでOKなのです。

【2023】ビデオカメラ用SDカードの選び方


■フルHD1080pで撮影した場合のSDカード容量・録画可能時間・値段(Class10基準)

容量

撮影時間

値段相場

4GB 約40分 SDカード710円 Amazon
MicroSDカード980円 Amazon
8GB 約1時間20分 SDカード780円 Amazon
MicroSDカード990円 Amazon
16GB 約2時間35分 SDカード930円 Amazon
MicroSDカード870円 Amazon
32GB 約5時間10分 SDカード980円 Amazon
MicroSDカード870円 Amazon
64GB 約10時間30分 SDカード1,380円 Amazon
MicroSDカード1,280円 Amazon
128GB 約21時間 SDカード2,240円 Amazon
MicroSDカード2,090円 Amazon
※値段の目安は2020年4月調べ


■4Kで撮影した場合のSDカード容量・録画可能時間・値段(UHS-I CLASS1基準)

容量

撮影時間

値段相場

8GB 約15分 SDカード980円 Amazon
MicroSDカード1,200円 Amazon
16GB 約30分 SDカード1,390円 Amazon
MicroSDカード1,200円 Amazon
32GB 約60分 SDカード1,780円 Amazon
MicroSDカード2,380円 Amazon
64GB 約1時間20分 SDカード3,780円 Amazon
MicroSDカード5,980円 Amazon
128GB 約2時間40分 SDカード7,980円 Amazon
MicroSDカード13,800円 Amazon
256GB 約5時間20分 SDカード4,480円 Amazon
※値段の目安は2021年8月調べ


アクションカメラってどうなの?

ビデオカメラの人気ランキングなどを調べていると、よく『GoPro(ゴープロ)』という名前を見かけます。GoProはアクション/ウェアラブルカメラという種類のビデオカメラで、主にマリン・スノースポーツなどの撮影で活躍します。

最近は、スポーツだけでなく、インスタグラムにアップするための自撮り用や、ちょっとした旅行用のビデオカメラとして若者に大人気です。もちろん日常の記録撮影用としても使うことができるので、ビデオカメラ代わりに購入するのはありです。

ただしビデオカメラと同等のズーム機能はないので、運動会などでは使いにくいでしょう。
GoPro HERO6

【2023】アクションカメラおすすめ比較ランキング




格安中華ビデオカメラってどうなの?

Amazonで「ビデオカメラ」「おすすめ」「プライム対象」などで検索すると上位に表示される謎の格安ビデオカメラがあります。お値段6,000円くらい。

名前は、『Besteker』もしくは『IFLYING』です。値段、名前違いますが同じものです。
格安ビデオカメラBesteker

値段の割にはコメント数が多く、評価も高いのですが、コメントの日本語が若干おかしい気がしたので検証しました。結論、私はこの格安ビデオカメラをおすすめしません。

手振れ補正が効かずブレブレ、画質ガサガサで低性能。さらにビデオカメラのメリットである光学ズーム機能がないのが一番の理由です。

格安ビデオカメラを検証 Besteker・IFLYING




ビデオカメラレンタルってどうなの?

ビデオカメラを使うのは年数回。そういう方はとても多いと思います。それなのに、新しいビデオカメラを買うと3~10万円もかかってしまいます。

そこで、ビデオカメラレンタルという選択肢です。レンタルだと1泊から数千円で借りることができるの安く済みます。

ビデオカメラレンタルの相場とは

あくまで目安ですが、当日1,500円、2日3,000円くらいです。安いものはかなり型が古く、新しい機種などはプラス2千円程度かかります。

2010年台の機種であれば、基本的に問題はありませんが、それ以前の古いものは詳細をしっかり調べることをおすすめします。バッテリーがあまり持たなかったり、画質が悪い場合があります。最新のビデオカメラでもレンタル料金は安いので、新しいものをレンタルすることをおすすめします。

ビデオカメラレンタルの送料について

業者によりますが、配送料のみ無料で、返却料は有料など様々です。

また返却日の概念ですが、業者によって違うこともあるのでしっかり確認しましょう。基本はレンタルしたビデオカメラの配送手続き完了日です。

ビデオカメラレンタルの保証制度について

業者によって違います。追加料金で保証制度を適応するか、元から保証料金込、無料の場合があります。壊した場合は、「新品を買えばよかった!」となる可能性もあるので、保証制度に加入することをおすすめします。ビデオカメラは精密機械なので、注意が必要です。

【関連記事】おすすめのビデオカメラレンタルの相場・業者 5社まとめ
【関連記事】ビデオカメラをレンタルしてみた 予約方法・料金・返送の方法など


ふるさと納税でもらえるビデオカメラって?

ふるさと納税とは、自己負担実質2,000円で、国内の好きな地域を選んで寄付し、好きな家電などをもらえる、とってもお得な制度です。

寄付をすると、税金の控除がされたり、お礼に高価な家電などの返礼品を受け取ることができます。寄付できる金額が年収によって変化しますが、自己負担は実質たったの2,000円!

ビデオカメラや動画撮影ができる一眼レフカメラもあるので、ぜひチェックしてみてください。

【参考】ふるさと納税とは? ふるなび公式サイト
【関連記事】ふるさと納税 ビデオカメラ・一眼レフなどおすすめまとめ



ジャンル別おすすめの家庭用ビデオカメラ ベスト3ランキング

以上、ビデオカメラの選び方の解説でした。

ここからは、(1)コスパ、(2)軽量、(3)高機能の3ジャンルに分けた、おすすめランキングベスト3を紹介します。

コスパ部門 ベスト3

以下、コストパフォーマンスが高いビデオカメラ ベスト3です。

コスパ 第1位 SONY HDR-CX680

ビデオカメラ機能表 特徴
1位 SONY HDR-CX680
3.8万円~
初値6.7万円
(43%OFF)
約4万円で買える新しいソニーのミドルクラス向けビデオカメラ。空間光学式手振れ機能付きのビデオカメラで一番コストパフォーマンスが良い。

ただし『フルHD』で、重量355gなので少し重め。
発売年 解像度 光学ズーム 手振補正 重量 センサー 内蔵メモリ
2017年 フルHD 30倍 空間光学式 355g 1/5.8 64GB

コスパ 第2位 SONY HDR-CX675

ビデオカメラ機能表 特徴
2位 SONY HDR-CX675
3.9万円~
初値6.7万円
(42%OFF)
空間光学手振れ補正機能付きの2016年ミドルクラスモデル。

約4万円で買えるコスパの高い機種だが、2017年モデルのHDR-CX680の方が値段が若干安い。次期モデルの発売時に安くなる可能性もあるので値動きに注意。
発売年 解像度 光学ズーム 手振補正 重量 センサー 内蔵メモリ
2016年 フルHD 30倍 空間光学式 360g 1/5.8 64GB

コスパ 第3位 SONY HDR-CX485

ビデオカメラ機能表 特徴
3位 SONY HDR-CX485
2.4万円~
初値4.2万円
(43%OFF)
約3万円で買える2016年式のソニーのエントリー向けビデオカメラ。値段が1位、2位と比べて安いのは、手振れ補正が『光学式』なため。

その分、重さは250gと軽く女性にも扱いやすい。
発売年 解像度 光学ズーム 手振補正 重量 センサー 内蔵メモリ
2016年 フルHD 30倍 光学式 250g 1/5.8 32GB


軽量部門 ベスト3

以下、軽いビデオカメラ ベスト3です。特に女性におすすめです。

軽量 第1位 SONY HDR-CX470

ビデオカメラ機能表 特徴
1位 SONY HDR-CX470
2.8万円~
初値3.7万円
(24%OFF)
重さ190g。今回調査した全63機種中、一番軽いビデオカメラ。

長時間、手持ち撮影する場合は軽いこの機種がおすすめ。フルHDで、光学式手振れ補正機能付き。
発売年 解像度 光学ズーム 手振補正 重量 センサー 内蔵メモリ
2017年 フルHD 30倍 光学式 190g 1/5.8 32GB

軽量 第2位 JVC Everio GZ-E400

ビデオカメラ機能表 特徴
2位 JVC Everio GZ-E400
2.4万円~
初値4.2万円
(42%OFF)
JVCのエントリーモデル。重さ195gで、63機種中2番目に軽い。そして、2万円台と激安。

その代わり、手振れ補正は『電子式』。

軽くて、安い機種はJVCがおすすめ。
発売年 解像度 光学ズーム 手振補正 重量 センサー 内蔵メモリ
2018年 フルHD 40倍 電子式 195g 1/5.8 32GB

軽量 第3位 JVC Everio GZ-E109

ビデオカメラ機能表 特徴
3位 JVC Everio GZ-E109
1.8万円~
初値1.9万円
(5%OFF)
1万円台で買えるJVCのエントリーモデル。重さ195gと激軽。

手振れ補正は『電子式』。内蔵メモリが8GBと少ないが、SDカードを入れれば問題ない。

特にコストを抑えたい方におすすめ。
発売年 解像度 光学ズーム 手振補正 重量 センサー 内蔵メモリ
2016年 フルHD 40倍 光学式 195g 1/5.8 8GB


高性能部門 ベスト3

以下、高性能ビデオカメラ ベスト3です。

高性能 第1位 SONY FDR-AX60

ビデオカメラ機能表 特徴
1位 SONY FDR-AX60
9.1万円~
初値12.6万円
(28%OFF)
4Kで空間光学式の最新ビデオカメラ。2018年式の4Kカメラでは最強といってもいい。

ビューファインダー、マニュアルレンズリング付。

ただし、値段が高く、重量が535gなのでかなり重い。
発売年 解像度 光学ズーム 手振補正 重量 センサー 内蔵メモリ
2018年 4K 20倍 空間光学式 535g 1/2.5 64GB

高性能 第2位 SONY FDR-AX55

ビデオカメラ機能表 特徴
3位 SONY FDR-AX55
9.8万円~
初値13.4万円
(27%OFF)
2016年製のソニー4K、空間光学式手振れ補正機能付きハイエンドモデル。

ビューファインダー、マニュアルリング付。

年式が古いだけで、2018年製のFDR-AX60とスペックは重さ以外ほぼ同じ。値段を見て、どちらを買うか要検討。
発売年 解像度 光学ズーム 手振補正 重量 センサー 内蔵メモリ
2016年 4K 20倍 空間光学式 635g 1/2.5 64GB

高性能 第3位 SONY FDR-AX45

ビデオカメラ機能表 特徴
2位 SONY FDR-AX45
7.3万円~
初値9.7万円
(25%OFF)
ソニーの4K、空間光学式手振れ補正機能付きハイエンドモデル。

ビューファインダー、マニュアルレンズリングはなし。

510gなのでけっこう重い。
発売年 解像度 光学ズーム 手振補正 重量 センサー 内蔵メモリ
2018年 4K 20倍 空間光学式 510g 1/2.5 64GB



ビデオカメラメーカーごとの特徴と一覧表

基本的には、上のランキング機種がおすすめです。しかし、他の機種も知りたい場合は、まずメーカーごとの傾向をつかむと、自分に合ったビデオカメラを探しやすくなります。ソニー、パナソニック、JVC、キヤノンのビデオカメラの特徴について解説します。

SONY ソニーのビデオカメラの特徴


シェアナンバー1のビデオカメラメーカーといえば、世界のSONYです。実際、全体的な性能も高く、優秀なビデオカメラを製作しています。特に他社にはない空間光学方式の手ぶれ補正は、とにかく超強力でぶれません。


今までのビデオカメラだと、運動会で手持ちズームをすると、見ていて酔ってしまうような画になっていました。しかし、SONYに空間光学方式の手ぶれ補正機能を使うと、ビックリするくらい、ピタッと!止まって撮れます。また、ハイエンド機は4K対応で、民生機とは思えないハイスペックさ。

ただし、全機種、他メーカーと比べて値段が高い傾向にあります。予算があれば、SONYのビデオカメラがおすすめです。

メリット デメリット
・強力な手振れ補正機能
・明るく撮れる
・くっきりした映像が撮れる
・値段が高い
・重い

SONYソニービデオカメラ機種一覧

機種名 値段 初値 割引率 発売 解像度 光学ズーム 手振補正 重量 センサー 内蔵メモリ
■FDR ハイエンド
FDR-AX60 ¥91,000 ¥126,000 28% 2018 4K 20倍 空間光 535g 1/2.5 64GB
FDR-AX45 ¥73,000 ¥97,000 25% 2018 4K 20倍 空間光 510g 1/2.5 64GB
FDR-AX700 ¥163,000 ¥190,000 14% 2017 4K 12倍 光学式 935g 1 なし
FDR-AX55 ¥98,000 ¥134,000 27% 2016 4K 20倍 空間光 635g 1/2.5 64GB
FDR-AX40 ¥69,000 ¥120,000 43% 2016 4K 20倍 空間光 610g 1/2.5 64GB
FDR-AX30 ¥74,000 ¥126,000 41% 2015 4K 10倍 光学式 635g 1/2.3 64GB
FDR-AXP35 ¥110,000 ¥140,000 21% 2015 4K 10倍 光学式 675g 1/2.3 64GB
FDR-AX100 ¥137,000 ¥197,000 30% 2014 4K 12倍 光学式 870g 1 なし
■HDR-PJ プロジェクタ付
HDR-PJ680 ¥51,000 ¥83,000 39% 2017 FHD 30倍 空間光 375g 1/5.8 64GB
HDR-PJ675 ¥54,000 ¥77,000 30% 2016 FHD 30倍 空間光 380g 1/5.8 32GB
HDR-PJ670 ¥45,000 ¥82,000 45% 2015 FHD 30倍 光学式 380g 1/5.8 32GB
HDR-PJ800 ¥57,000 ¥98,000 42% 2014 FHD 12倍 光学式 500g 1/3.95 64GB
HDR-PJ540 ¥56,000 ¥71,000 21% 2014 FHD 30倍 光学式 380g 1/5.8 32GB
■HDR-CX プロジェクタ無
HDR-CX680 ¥38,000 ¥67,000 43% 2017 FHD 30倍 空間光 355g 1/5.8 64GB
HDR-CX470 ¥28,000 ¥37,000 24% 2017 FHD 30倍 光学式 190g 1/5.8 32GB
HDR-CX485 ¥31,000 ¥58,000 47% 2016 FHD 30倍 光学式 250g 1/5.8 32GB
HDR-CX675 ¥39,000 ¥67,000 42% 2016 FHD 30倍 空間光 360g 1/5.8 32GB
HDR-CX670 ¥40,000 ¥72,000 44% 2015 FHD 30倍 空間光 360g 1/5.8 32GB
HDR-CX480 ¥31,000 ¥62,000 50% 2016 FHD 30倍 光学式 250g 1/5.8 64GB
HDR-CX420 ¥44,000 ¥53,000 17% 2017 FHD 30倍 光学式 195g 1/5.8 32GB


Panasonic パナソニックのビデオカメラの特徴


ズーム機能に強いビデオカメラメーカーがPanasonicです。他社がフルHD画質、20~30倍ズームのところを、Panasonicはなんと50倍ズーム。
https://www.youtube.com/watch?v=YERYL7DKIPQ

運動会だと20倍あれば問題ないのですが、50倍なのでさらに細かい表情を撮影することができます。ただし、ズームすればするほど手ぶれは発生してしまうので、50倍が使えるかどうかはまた別です。50倍ズームを使うなら、三脚、一脚は必須ですが、人の多い運動会だと迷惑になってしまい使いづらいことがほとんどですのでご注意を。

また、撮影者自身を一緒に映すワイプ撮りも人気です。

メリット デメリット
・強力なズーム機能
・撮影者も映せるワイプ撮り
・ハイエンド機の性能が高い
・特になし

Panasonicパナソニックビデオカメラ機種一覧

機種名 値段 初値 割引率 発売 解像度 光学ズーム 手振補正 重量 センサー 内蔵メモリ
■HC-WX 4Kのハイエンド機 ワイプ撮り、ワイヤレスワイプ撮り機能付き
HC-WZXF1M/WXF1M ¥105,000 ¥138,000 24% 2018 4K 24倍 光学式 460g 1/2.5 64GB
HC-WX995M ¥68,000 ¥110,000 38% 2017 4K 20倍 光学式 360g 1/2.3 64GB
HC-WXF990M ¥71,000 ¥138,000 49% 2016 4K 20倍 光学式 490g 1/2.3 64GB
HC-WX990M ¥77,000 ¥117,000 34% 2016 4K 20倍 光学式 445g 1/2.3 64GB
HC-WX970M ¥84,000 ¥135,000 -61% 2015 4K 20倍 光学式 447g 1/2.3 64GB
■HC-W ミドルクラス機 ワイプ撮り機能付き
HC-W585M ¥34,000 ¥63,000 46% 2017 FHD 50倍 光学式 266g 1/5.8 64GB
HC-W580M ¥30,000 ¥65,000 54% 2016 FHD 50倍 光学式 309g 1/5.8 32GB
HC-W870M ¥69,000 ¥95,000 -38% 2015 FHD 20倍 光学式 447g 1/2.3 64GB
HC-W570M ¥37,000 ¥67,000 -81% 2015 FHD 50倍 光学式 311g 1/5.8 32GB
HC-W850M ¥56,000 ¥98,000 -75% 2014 FHD 20倍 光学式 447g 1/2.3 64GB
■HC-VX 4Kハイエンド機
HC-VX1M/HC-WZX1M ¥62,000 ¥95,000 35% 2018 4K 24倍 光学式 430g 1/2.5 64GB
HC-VX990M/VZX990M ¥54,000 ¥85,000 36% 2018 4K 20倍 光学式 355g 1/2.3 64GB
HC-VX985M ¥50,000 ¥90,000 44% 2017 4K 20倍 光学式 352g 1/2.3 64GB
HC-VX980M ¥59,000 ¥97,000 39% 2016 4K 20倍 光学式 395g 1/2.3 64GB
■HC-V ミドル~エントリーモデル ワイプ撮りなし
HC-V360MS ¥22,000 ¥38,000 42% 2016 FHD 50倍 光学式 256g 1/2.3 16GB
HC-V480MS ¥25,000 ¥48,000 48% 2016 FHD 50倍 光学式 256g 1/2.3 32GB
HC-V480M ¥27,000 ¥48,000 44% 2016 FHD 50倍 光学式 256g 1/5.8 32GB
HC-V360M ¥39,000 ¥44,000 11% 2015 FHD 50倍 光学式 256g 1/5.8 16GB
HC-V750M ¥68,000 ¥80,000 15% 2014 FHD 20倍 光学式 397g 1/2.3 32GB
HC-V550M ¥33,000 ¥62,000 47% 2014 FHD 50倍 光学式 277g 1/5.8 32GB
HC-V230M ¥24,000 ¥40,000 40% 2014 FHD 50倍 光学式 256g 1/5.8 8GB



JVC ケンウッドのビデオカメラの特徴


とにかく軽く、安く、頑丈なのが特徴です。中には200g以下の機種もあり、女性が使う場合は、JVCがおすすめです。

また、最近のJVCは外でアクティブに使えるように防水、防塵など頑丈さを強調しています。コンセプトは「さあ、冒険にでよう!」です。

色もカラフルでかわいくおしゃれなカメラです。個人的には、JVCの我が道を行くスタイルは好きです(笑)

ただし、JVCは2021年の10月に家庭用ビデオカメラ事業から撤退しました。今後、新型カメラの発売はなく、今ある在庫のみになるようです。安価で軽く、とても良いビデオカメラだったのに残念です。


メリット デメリット
・軽い
・値段が安い
・頑丈(防水、防塵など)
・ハイエンド機がない

JVCケンウッドビデオカメラ機種一覧

機種名 値段 初値 割引率 発売 解像度 光学ズーム 手振補正 重量 センサー 内蔵メモリ
■Everio R 防水/防塵/耐衝撃/耐低温対応モデル
Everio R GZ-RY980 ¥53,000 ¥91,000 42% 2018 4K 10倍 電子式 620g 1/2.3 なし
Everio R GZ-RX680 ¥42,000 ¥63,000 33% 2018 FHD 40倍 電子式 306g 1/5.8 64GB
Everio R GZ-R480 ¥34,000 ¥53,000 36% 2018 FHD 40倍 電子式 304g 1/5.8 32GB
Everio R GZ-RX670 ¥31,000 ¥72,000 57% 2017 FHD 40倍 電子式 305g 1/5.8 64GB
Everio R GZ-R470 ¥25,000 ¥63,000 60% 2017 FHD 40倍 電子式 302g 1/5.8 32GB
Everio R GZ-RX600 ¥38,000 ¥80,000 53% 2016 FHD 40倍 電子式 295g 1/5.8 64GB
Everio R GZ-R400 ¥32,000 ¥70,000 54% 2016 FHD 40倍 電子式 290g 1/5.8 32GB
Everio R GZ-GX100 ¥26,000 ¥39,000 33% 2016 FHD 40倍 電子式 295g 1/5.8 32GB
■Everio GZ エントリーモデル 耐衝撃/耐低温機種有
Everio GZ-E400 ¥24,000 ¥42,000 43% 2018 FHD 40倍 電子式 195g 1/5.8 32GB
Everio GZ-F270 ¥22,000 ¥53,000 58% 2017 FHD 40倍 電子式 296g 1/5.8 32GB
Everio GZ-F200 ¥23,000 ¥59,000 61% 2016 FHD 40倍 電子式 286g 1/5.8 32GB
Everio GZ-F117 ¥26,000 ¥40,000 35% 2016年 FHD 40倍 電子式 288g 1/2.3 32GB
Everio GZ-E109 ¥18,000 ¥19,000 5% 2016 FHD 40倍 電子式 195g 1/5.8 8GB
Everio GZ-E380 ¥18,000 ¥22,000 18% 2015 FHD 40倍 電子式 195g 1/5.8 8GB
Everio GZ-RX130 ¥34,000 ¥42,000 19% 2016 FHD 40倍 電子式 290g 1/5.8 64GB
Everio GZ-R300 ¥48,000 ¥71,000 32% 2017 FHD 40倍 電子式 288g 1/5.8 32GB
Everio GZ-F100 ¥41,000 ¥60,000 32% 2018 FHD 40倍 電子式 286g 1/5.8 32GB


CANON キヤノンのビデオカメラの特徴


キヤノンは、「軽量化? 女性向け?」とあざ笑うかのように900gの超重量級ハイスペック機を発売しています。性能はプロ機に迫る高画質、表現力を売りにしていて、もはや民生機と呼んでいいものかどうか迷ってしまうほど。

また、一般的なエントリー、ミドルクラスモデルは廃止されたようで、公式ページ上にも掲載されていません。今後、キヤノンはハイエンドモデルの生産のみに絞るのかもしれません。値段や重量を見て、キヤノン製ビデオカメラはおすすめできません。

キヤノンは家庭用ビデオカメラ事業から2019年までに撤退しました。数年前から家庭用ビデオカメラの種類も減って、業務用にシフトしていたようだったので、ついに、という感じです。今までお疲れ様でした。


メリット デメリット
・ハイエンド機はプロ並みの機能
・色彩やボケがキレイ
・全体のバランスがよくエントリー機は入門におすすめ
・ハイエンド機は高くて重い
・機種が少ない

CANONキヤノンビデオカメラ機種一覧

機種名 値段 初値 割引率 発売 解像度 光学ズーム 手振補正 重量 センサー 内蔵メモリ
■iVIS HF 一般向けハイエンドモデル
iVIS HF G21 ¥97,000 ¥97,000 0% 2017 FHD 20倍 電子式/光学式 745g 1/2.84 なし
iVIS HF G10 ¥98,000 ¥213,000 54% 2011 FHD 10倍 光学式 545g 1/3 なし



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  • この記事を書いた人

株式会社ドウガテック内村航

株式会社ドウガテック代表取締役。映像制作15年の動画の作り方講師。国内最大級の動画の作り方入門サイト『カンタン動画入門』を2012年から運営。毎月35万人以上が訪問するまでに成長。『カンタン動画入門教室』を主催。地方自治体や企業、大学、高校、一般向けに動画の作り方教室を行い、生徒数は100名以上。日本文理大学情報メディア学科動画講座非常勤講師、立命館アジア太平洋大学動画制作ワークショップ講師。 著書・暮らしvlogのはじめ方(朝日新聞出版) ・iMovieのマニュアル本(工学社 I・O BOOKS) ・月刊BANコラムより詳しいプロフィールはこちら

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