こんにちは! hamochikuです。
今回は、Windows/Mac用動画編集ソフトVideoPadの基本的な使い方を解説していきます。
【PickUp!】
この記事の目次
- 1 VideoPadをダウンロード・インストールする
- 2 VideoPadを起動してみよう
- 3 動画ファイルを読み込んでみよう
- 4 動画ファイルをタイムラインに挿入してみよう
- 5 動画ファイルを短く編集してみよう
- 6 複数のファイルを挿入してみよう
- 7 プロジェクトを保存しておこう
- 8 一度、編集した動画を再生してみよう
- 9 動画ファイルの音声をフェードイン・アウトする
- 10 動画ファイルの音量を調整しよう
- 11 音楽ファイルを入れてみよう
- 12 テロップ(サブタイトル)を入れてみよう
- 13 動画間に特殊効果を入れてみよう(トランジション)
- 14 最終チェックをしてみましょう
- 15 書き出し作業
- 16 こんな動画ができました
- 17 動画編集ソフトランキング
VideoPadをダウンロード・インストールする
VideoPadは無料の動画編集ソフトです。
※完全無料から、30日のみ無料+数回のプロジェクト保存のみ、に変更されたようです。有料版は、7,199円(家庭版)なので、無料のムービーメーカーか、有料ソフトのPowerDirectorをおすすめします。
公式サイトからダウンロードして、インストールしてください。


VideoPadを起動してみよう
インストールが終わったらVideoPadを立ち上げましょう。

ムービーメーカと違って、VideoPadでは、この画面ですべての作業を行います。
動画ファイルを読み込んでみよう
では、さっそく編集したい動画ファイルをVideoPadに読み込ませましょう。
画面左上の「メディアを追加」をクリックするか、フォルダから直接、画面下のタイムラインに放り込んでください。
ここでは、「メディアを追加」を選択します。

編集に使いたいファイルを選択してください。複数選択する場合は、Ctrlキーを押しながら複数同時にクリックしましょう。

今回は、3つの動画ファイルを読み込みました。画面左にファイル名が表示されています。

動画ファイルをタイムラインに挿入してみよう
次に読み込ませた動画ファイルを編集の設計図ともいえる「タイムライン」に入れます。
まず、読み込んだ動画ファイルのひとつをクリックしてください。
すると、左側の画面に、その動画が表示されます。次に、表示された画面下にある緑の↓をクリックしましょう。

選択した動画がタイムラインに挿入されます。

動画ファイルを短く編集してみよう
タイムラインに挿入した動画を自分の好きな長さに編集してみましょう。
左側のプレビュー画面下に赤い▲と、青い▲があります。
その▲をクリックしたまま左右にずらすとタイムラインの動画の長さがその通り変わります。

複数のファイルを挿入してみよう
同じ方法で、全部で3つのファイルをタイムラインに挿入してみます。
2つ目のファイルを挿入しようとすると、「挿入位置をどこにするか?」と聞かれるので、「タイムラインの末尾」を選択してください。

3つの動画ファイルをタイムラインに挿入して、それぞれ長さを調整しました。

プロジェクトを保存しておこう
このあたりで、今までのプロジェクト(設計図)を「vpj」ファイルとして保存しておきましょう。
画面上部の「ファイル」、「プロジェクトに名前をつけて保存する」をクリック。

この設計図を残しておけば、後でまた編集をしなおすことができます。
動画ファイルは容量が大きく、ソフトが不安定なので、こまめに保存をするようにしましょう。
一度、編集した動画を再生してみよう
右側のプレビュー画面下にある三角の再生ボタンをクリックしてください。
タイムラインの動画の再生が始まります。

気になるところがあれば、長さを調整したり、ファイルを入れ替えたりしましょう。
動画ファイルの音声をフェードイン・アウトする
動画ファイルの音声の頭と、おしりにフェードイン・アウトの効果をつけてみましょう。
これがなければ、ブツッ!と切れたように聞こえるので、基本的にフェードイン・アウトは使うようにしましょう。
タイムライン頭にある動画を右クリックして、「フェードイン」をクリックしてください。

「フェードイン時間」が表示されるので、好みで調整して、OKを押しましょう。

音声のラインがフェードインになっています。

同じように一番後ろの動画ファイルには、「フェードアウト」を選択しましょう。
動画ファイルの音量を調整しよう
次に動画ファイルの音声を一括して調整します。
タイムライン左にある音量バーを左右に調整すると、そのタイムラインの音声すべてに効果が反映されます。

音楽ファイルを入れてみよう
次に、BGMをいれてみましょう。
動画ファイルと同じ方法で読み込んで、左画面下の↓ボタンをクリックして挿入できます。
音量調整も、同じように行えます。

今回は、BGMを50%ほどにし、動画ファイルの音声を20%ほどにしました。

テロップ(サブタイトル)を入れてみよう
動画ファイルの上に文字を入れてみましょう。
画面上部の「サブタイトル」をクリックしてください。

テロップ編集画面が表示されるので、好きな文字を記入してください。

これで、動画上にテロップが表示されるようになります。
動画間に特殊効果を入れてみよう(トランジション)
1つ目と2つ目の動画の間のつなぎにふわぁーっとなる効果を入れてみましょう。
タイムラインの動画ファイルの上に四角いトランジションボタンがあるのでクリックしてください。

色々な特殊効果が表示されますが、今回は、「クロスフェード」を選択、適用してください。

クロスフェードが適用されました。

基本的に、トランジションなしか、使っても「クロスフェード」のみをおススメします。色々な効果を入れてしまうとどうしても安っぽくなってしまうのです。
最終チェックをしてみましょう
これで編集作業はおしまいです。
念のため、右のプレビュー画面でタイムラインを再生してみましょう。
問題なければ、次はいよいよ書き出しです。
書き出し作業
画面上部の「動画を保存」をクリックしてください。

「ビデオ出力設定」画面が表示されるので、画像のような設定をして、OKを押してください。

すると、書き出しが始まります。

書き出しが終わると、無事作成されたと表示されます。

こんな動画ができました
作った動画をYouTubeにアップしてみました。
お疲れ様でした。これで、VideoPadの基本的な使い方は終了です。
基本的な使い方が分かったら他にも色々設定があるので色々といじってみてください。では、また次の記事でお会いしましょう!
動画編集ソフトランキング
家庭用 動画編集ソフト | 特徴 | |||||||
欠点のない優秀な動画編集ソフト。全ソフトの中で1番バランスが良く、動作も軽い。色々な最新機能やトレンドにも対応している。
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Windows® 10、8.1、8、7 (64-bit OS 版推奨) 日本語対応 |
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4K | 360度 | アクションカメラ | 縦動画 | 画面録画 | 自動編集 | DVD | Blu-ray | |
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2位 VideoStudio ![]() 13,000円 |
動画編集に必要な機能はすべて備えているソフト。ただし、PowerDirectorに比べて操作性が悪い印象。またスマホ撮影の縦動画には対応していない。
Windows 10、Windows 8、Windows 7、64 ビット OS を強く推奨 日本語 |
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4K | 360度 | アクションカメラ | 縦動画 | 画面録画 | 自動編集 | DVD | Blu-ray | |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
3位 Filmora ![]() 8,000円 |
高度な機能を省略し、必要最低限の機能とおしゃれなテンプレートデザインが特徴。アップデートが永年無料なのも魅力的。自由な編集がしたい人にはPowerDirectorがおすすめ。
Windows 7/Windows 8(Windows 8.1を含む)/Windows 10、Mac OS X 10.9 ~ 10.13 対応 |
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4K | 360度 | アクションカメラ | 縦動画 | 画面録画 | 自動編集 | DVD | Blu-ray | |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||
4位 Adobe Premiere Elements ![]() 14,000円 |
Adobe製プロ用ソフトの家庭用版。初心者でも直感的に操作できる。しかし動作が重く、スペックの低いパソコンだと扱いづらい。また高機能すぎて一般向けというより、本格的に動画作りを始める人向けという印象。また最新版でなぜかBlu-ray焼きができなくなった。DVDは焼ける。
Microsoft Windows 7(Service Pack 1)日本語版、Windows 8日本語版、Windows 10日本語版(64-bitのみ)、Mac OS X v10.11~v10.13日本語版(64-bit対応必須) |
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4K | 360度 | アクションカメラ | 縦動画 | 画面録画 | 自動編集 | DVD | Blu-ray | |
○ | ○ | ○ | ○ | |||||
5位 MovieStudio ![]() 7,000円 |
プロ用ソフトVegasProの廉価版。高機能で、動作が軽い。高度な編集がしたくて、パソコンのスペックに自信がない方に特におすすめ。ただし、使い方の情報が少ないので専門用語など知識がない人には使いにくい。ガイドブック付の購入は必須。
Windows® 10、Windows® 8.1、Windows® 7(64ビット版)、日本語 |
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4K | 360度 | アクションカメラ | 縦動画 | 画面録画 | 自動編集 | DVD | Blu-ray | |
○ | ○ | ○ | ||||||
6位 Windowsムービーメーカー ![]() 無料 |
※2017年に公式サポートが終わり、現在は外部ミラーサイトからソフトウェアのダウンロードが可能。Microsoft制の無料ソフト。直感的に使いづらいところがあるが、基本的な機能はそろっている。まず入門用としてはおすすめだが、公式サポート終了のため順位は低め。
Windows 10、Windows 7、Windows 8.1、日本語 |
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4K | 360度 | アクションカメラ | 縦動画 | 画面録画 | 自動編集 | DVD | Blu-ray | |
7位 Lightworks(無料版)
![]() 無料 |
元プロ用の高機能な動画編集用ソフトのフリー版。有料ソフトとほぼ同等の機能。使いづらいところがあるが、慣れてしまえば特に問題はない。無料版はHD出力のみ。
Windows Vista, Windows 7, Windows 8/8.1 and Windows 10、 Linux、Mac OS X 10.9 – 10.12、英語 |
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4K | 360度 | アクションカメラ | 縦動画 | 画面録画 | 自動編集 | DVD | Blu-ray | |
8位 AviUtl ![]() 無料 |
色々な機能を追加できる自由度の高いソフト。ただし、導入自体少々難しく、また操作も複雑。初心者にはあまりおすすめできない。
Windows 10、Windows 7、Windows 8.1、日本語 |
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4K | 360度 | アクションカメラ | 縦動画 | 画面録画 | 自動編集 | DVD | Blu-ray | |
○ | ○ | |||||||
9位 VideoPad ![]() 7,000円 |
完全無料から、有料になり、一気に評価が下がったソフト。この値段であれば、他のソフトの購入がおすすめ。
Windows 10/XP/Vista/7/8/8.1、Mac OS X 10.5以降、日本語 |
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4K | 360度 | アクションカメラ | 縦動画 | 画面録画 | 自動編集 | DVD | Blu-ray | |
○ | ○ | |||||||
プロ向け 動画編集ソフト | 特徴 | |||||||
プロ向け Adobe Premiere Pro CC ![]() 月3,180円から |
プロ向けの高機能動画編集ソフト。映像制作者の9割がこのソフトを使っているくらいメジャー(Adobe社調べ)。また、AfterEffectsやPhotoshopなどと連携しやすく、料金も月額で安く使うことができる。
Microsoft Windows 7 Service Pack 1(64 ビット)日本語版、Windows 8.1(64 ビット)日本語版または Windows 10(64 ビット)日本語版、macOS X v10.11、v10.12 または v10.13 日本語版、日本語 |
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4K | 360度 | アクションカメラ | 縦動画 | 画面録画 | 自動編集 | DVD | Blu-ray | |
○ | ○ | ○ | ||||||
プロ向け EDIUS Pro ![]() 59,800円 |
4K、HDR編集が売りのスピーディーな編集環境が特徴のソフト。家庭用バージョンは廃止。
Windows 7 64‑bit(Service Pack 1以降)、Windows 8.1 64-bit、Windows 10 64-bit Version 1607以降、日本語 |
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4K | 360度 | アクションカメラ | 縦動画 | 画面録画 | 自動編集 | DVD | Blu-ray | |
○ | ○ | ○ | ○ | |||||
プロ向け Avid Media Compose First ![]() 無料 |
Avid Media Composerは、映画、テレビなどで使われているプロ向けの動画編集ソフトです。映画だと『ダークナイト』や『ラ・ラ・ランド』『スターウォーズ』などで使われている。そのソフトが無料版のAvid Media Composer Firstとして公開。慣れるまで使い方が難しいが、映画など本格的な制作を志望している方にはおすすめ。
Windows 7 64‑bit(Service Pack 1以降)、Windows 8.1 64-bit、Windows 10 64-bit Version 1607以降、日本語 |
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4K | 360度 | アクションカメラ | 縦動画 | 画面録画 | 自動編集 | DVD | Blu-ray | |
プロ向け Vegas Pro ![]() 62,000円 |
高機能なプロ/ハイエンド向け動画編集ソフト。一般的な知名度はないが、家庭用ソフトではできない細かい編集が可能。
Windows® 10(64ビット版)、Windows® 8.1(64ビット版)、Windows® 7(64ビット版)、日本語 |
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4K | 360度 | アクションカメラ | 縦動画 | 画面録画 | 自動編集 | DVD | Blu-ray | |
○ | ○ | ○ | ○ | |||||
プロ向け TMPGEnc Video Mastering Works ![]() 12,200円 |
基本的には高圧縮・高画質が売りのエンコードソフト。ただし、基本的な動画編集機能もあるので、簡易的な編集には十分。
Windows 10、Windows 8.1、Windows 8、Windows 7 SP1(すべて64bit OS)、日本語 |
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4K | 360度 | アクションカメラ | 縦動画 | 画面録画 | 自動編集 | DVD | Blu-ray | |
○ | ||||||||
プロ向け Adobe After Effects CC ![]() 月3,180円から |
高度なCG制作ソフト。動画のロゴやオープニング、CMのアニメーション制作などで活躍している。
Microsoft® Windows® 7 Service Pack 1(64 ビット)日本語版、Windows 8.1(64 ビット)日本語版または Windows 10(64 ビット)日本語版、10.11(El Capitan)日本語版、10.12(Sierra)日本語版、10.13(High Sierra)日本語版のいずれか |
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4K | 360度 | アクションカメラ | 縦動画 | 画面録画 | 自動編集 | DVD | Blu-ray | |
○ | ○ | ○ | ||||||
ブラウザ動画編集 | 特徴 | |||||||
番外 ブラウザ編集 YouTube ![]() 無料 |
※2017年にサービスが終了。
ブラウザのみで動画編集できる無料サービス。簡易的な編集サービスだが、基本機能はそろっている。フリー音源も豊富。
日本語 |
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4K | 360度 | アクションカメラ | 縦動画 | 画面録画 | 自動編集 | DVD | Blu-ray | |
番外 ブラウザ編集 WE VIDEO ![]() 無料 |
ブラウザのみで動画編集できる無料サービス。ほぼ有料ソフトと同じインターフェイス。ただし無料版にはロゴが強制挿入される。
英語 |
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4K | 360度 | アクションカメラ | 縦動画 | 画面録画 | 自動編集 | DVD | Blu-ray | |
番外 ブラウザ編集 Kizoa ![]() 無料/有料 |
ブラウザのみで動画編集できる無料サービス。直感的に動画を作ることができる。無料版だと書き出しなどの制限が多いので、気に入れば有料プランがおすすめ。
日本語 |
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4K | 360度 | アクションカメラ | 縦動画 | 画面録画 | 自動編集 | DVD | Blu-ray | |
○ |
完全無料というわけではなく、何回かプロジェクトの保存をすると、動画の書き出しに買えといわれます。
保存をしなくても一ヶ月経てばやはり書き出し時に買えと言われて使えなくなります。
その点を留意した方がいいかもしれません。
[…] 【対象ソフト一覧】 ・AviUtl(無料) ・Windowsムービーメーカー(無料) ・VideoPad(無料) ・MovieStudio(有料) ・VideoStudio(有料) ・Power Director(有料) ・Adobe […]
ViodePadをダウンロード・インストールするってなってる。
ご指摘ありがとうございます!
修正しておきました。
お忙しいところすみません。初めての動画編集です。
videopadを使って60分の動画を50コマの画像に分割して、その画像に字幕を入れて必要なコマだけを繋いでDVDに焼きました。
DVDをテレビで観ますとチラツキや残像、音声の途切れがたくさんあります。パソコンでは綺麗に再生されます。
どこに問題があるのでしょうか。
残像については、三脚でビデオ撮影する時には「手ぶれ防止機能」を切らないと駄目なようなことも聞きましたが、本当でしょうか。
hamochikuさんのご推薦のpowerdirectorはこんな現象は起きないでしょうか。
よろしくお願い致します。
chiko2shiroさん
返信遅くなってすみません!
60分の動画を50コマの画像に分割して、というところですが、
60分の動画を50個の動画に分割カットして編集したということでしょうか?
DVDに関しては色々複雑な問題があり、
再生機との相性、書き出し時の設定で不具合が発生することがあります。
私も今色々調べているのですが、明確な回答がどこにもなく調査中です。
三脚での撮影時はてぶれ補正は切らないといけません。
手振れ補正は、手振れする前提ですので、
おかしな挙動をしてしまうことがあります。
powerdirectorで解決できるかというと、
chiko2shiroさんの環境で試さないとわかりません。
一度、powerdirectorの体験版で
短めに編集してみてはいかがでしょう?
初めまして、こちらVideo Padの説明がとても分かりやすいので一般のビデオ講座に利用してもよいですか?
[…] 出典 http://douga-tec.com […]
詳しいです!
情報ありがとうございます( ´ ▽ ` )ノ