こんにちは! 動画の作り方講師のウチムラワタル(hamochiku旧姓フクモト)です。
今回は、一般向けにはフリーで公開されているWindows/Mac/Linux用のプロ向け動画編集ソフト『DaVinci Resolve(ダヴィンチリゾルブ)』の使い方、機能の紹介を解説します。
この記事の目次
DaVinci Resolveで動画を作る方法の使い方記事一覧
(1)ソフトの機能紹介とインストールの手順
(2)日本語化する方法
(3)カット編集の基本と書き出し
(4)BGM音楽の挿入
(5)テキストテロップ字幕の挿入
(6)トランジション効果の追加
・動画編集ソフトランキング
DaVinci Resolveとは?
DaVinci Resolveは、オーストラリアの映像メーカーであるBlackmagic Design(ブラックマジックデザイン)社が開発している映像編集ソフトです。
基本的にはプロ向け業務用ソフトですが、一部の高度な機能を制限したバージョンのみ無料で公開しています。
日本語でも使えるので、映像のプロを目指しているけどコストがかけられない人や、試しに無料の高機能ソフトを使ってみたい方におすすめです。
家庭用としては高機能すぎて使いにくいのであまりおすすめしません。家庭用動画編集ソフトには必ずある結婚式や誕生日、運動会用などのイベントテンプレートもありません。無料なのは魅力ですが、あくまで家庭用としての使い方であればPowerDirectorがおすすめです。
【参考】動画編集ソフトランキング
DaVinci Resolveで動画を作ってみた感想
「このソフトが無料!?」と本当に驚きました。私は仕事で有料のAdobePremiereProCCを使っているのですが、DaVinci Resolveはよく似た機能、使い心地なので、Adobe社の心配をしてしまったほどです。
以前のバージョンではテキストの縁取りが内側にしかかからない、Text+を使うと重い、という問題がありました。現在のバージョンでは改善され、Text+も軽くなり、使いやすくなっています。
とにかくコストをかけずに本格的な動画編集したい!という方は一度使ってみて損はないと思います。
DaVinci Resolveの料金、各種機能について
家庭用 動画編集ソフト | 特徴 | |||||||
プロ用動画編集ソフトの無料版。AdobePremiereProCC並みの高機能ソフト。ただしテキスト機能で外枠が付けられない。PhotoShopとの連携もできるのでPhotoShopでテキストをデザインするなら業務利用も可。家庭用としては高機能すぎるのでおすすめしない。 Windows、Mac、Linux日本語対応 |
||||||||
4K | 360度 | アクションカメラ | 縦動画 | 画面録画 | 自動編集 | DVD | Blu-ray | |
○ | × | × | ○ | × | × | × | × |
DaVinci Resolveの使い方解説動画
DaVinci Resolveのダウンロード場所とインストールの手順
DaVinci Resolve公式ページからソフトウェアをダウンロードしてください。
トップページのアニメーションが終わると、ダウンロードボタンが表示されます。もしくはページ一番下にもダウンロードボタンがあります。

左側の『DaVinci Resolve 15』無料版の使っているOSのボタンをクリックしてください。

個人情報を入力して、『登録&ダウンロード』をクリック。

しばらくするとダウンロード窓が表示されるので、『プログラムで開く』

ファイルが開くので、その中の『DaVinci_Resolve_Windows.exe』を開いてください。※ファイル名はバージョンによってバージョン名が含まれています。

『Install』。

『Next』。

『I accept the terms in the License Agreement』をチェックし『Next』。

インストール場所を決めて、『Next』。

『Install』。

しばらく待ちましょう。

『インストール』。

『Finish』。

『OK』。

デスクトップにショートカットアイコンが表示されました。ソフトを立ち上げましょう。

起動画面が立ち上がるので、『WELCOME TOUR』、飛ばしたい場合は『SKIP TOUR』をクリック。

『QUICK SETUP』をクリック。

使っているパソコンのシステムチェックが入ります。問題なければ『CONTINUE』をクリック。

使っているパソコン画面のサイズ選択が表示されます。基本的には自動で選択されているもののまま『CONTINUE』をクリック。

編集プロジェクトの保存先を選択し、『CONTINUE』。

キーボードのレイアウト設定ができます。よく分からない場合はそのまま『DaVinci Resolve』のまま『CONTINUE』。

『START』。

起動画面が開きます。

パソコンの環境によってファイアウォールのアクセス許可が表示されます。『アクセスを許可』をクリック。

ついにプロジェクト画面が表示されました。

次の記事では、DaVinci Resolveの日本語化について解説します。
DaVinci Resolveで動画を作る方法の使い方記事一覧
(1)ソフトの機能紹介とインストールの手順
(2)日本語化する方法
(3)カット編集の基本と書き出し
(4)BGM音楽の挿入
(5)テキストテロップ字幕の挿入
(6)トランジション効果の追加
・動画編集ソフトランキング